沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

北海道旅行withカシオペア 3日目

2009年05月04日 | 県外 8 Scene

  3日目です。バスツアーで異国情緒あふれる小樽市へ! 運河の街、ガラスの街、金融街の街、海産物の街と、いろんな顔を持つ街です。 

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 まずは北一ヴェネチア美術館(下写真)。写真のゴンドラや各ガラス工芸品が、多数展示販売されていました。な~んにも買わずに記念撮影だけして退館しました。

 

 

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 次は小樽オルゴール館(下写真)。1万5千点ものオルゴールが並び、美しい音色を聞かせてくれました。な~んにも買わずに写真だけ撮って退館しました。

 

 

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 ところで、小樽市はかつて札幌より栄え、大手銀行や商社などが立ち並んでいた歴史があります。NYの金融街の雰囲気が残っているその通りは北のウォール街と呼ばれています。下写真は日本銀行小樽支店跡。今は金融資料館として無料開放されています。手前のはじけるオッサンが邪魔ですなぁ。

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 海産物も豊富な小樽。妻方の両親のために、今が旬というアブラガニを購入。下写真は、水槽からの脱出を図るカニさん。撮影の後、ハチローが水槽に戻してあげました(酷)

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 そしてお次はメインの小樽運河。右のレンガ造りの倉庫跡は今や、改装されて飲食店などになっています。

 

 

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 さて、ほかのツアー客と別れ、北海道初の鉄道開業区間の一つ手宮線跡地(下写真)を見学していたハチロー夫妻。いきなり紫色のジャンパーを着たおっさんに声をかけられました。「観光客の方?どこから来たの?小樽はいい街でしょ?」。人懐こい笑顔満開のおっさんと多少話しが弾みました。おっさんは「食べるなら雑誌に載ってるようなとこじゃなく、うしお亭に行ってみるといいよ。すし組合の会長がやっている店だし、安くておいしいよ」と場所まで教えてくれると、足早に去っていきました。

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 上写真の右端に写っている背中がそのおっさんです。おっさんの笑顔を信じハチローらはうしお亭に向かいました。

 下写真はうしお亭うしお御膳(2700円)。思っていたほど絶品ではなかったのですが、まぁまぁ美味しい満足感でした。(初日の海鮮丼があまりにもインパクトありすぎ)。

 

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 満腹感に満たされ店を出、小樽運河へむかったハチロー夫妻の目に、通りの物陰から道行く人々を見つめるあのおっさんの姿が入ってきました。その目は、数十分まえのにこやかなものとは一変、獲物を狙う鋭い眼光だったのです! ハチローは分かりました。あのおっさんは、けして話好きなただのおっさんなどではなく、筋金入りの呼び込み営業マンだったと…。

 おっさんはハチローと目が会うと、無表情のまま、筋道に姿を消しました…。

 まぁ、おいしかったからいいかぁ~(笑)

 さて、小樽駅から札幌駅に向かいました。これで北海道とはおさらばです。この旅のメインの一つ、豪華寝台特急カシオペアについに乗るのです。

 ごう音ともに、やってきましたぁっ。かっちょいいっすぅ~。

 さらば、北海道。人生3度目だったが、満足させてもらったよ。

 

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 カシオペアの部屋はとても狭く、畳2枚をL字型にしたようなスペースです。ですが、2階席の景色は素晴らしかったです。早速、サッポロビール「CLASSIC」で祝杯を挙げました。Photo_8

 ご参考に⇒「寝台特急カシオペアについて」

 あとは景色を見ながら、のんびりするだけです。ディナーは車内レストランもあったのですが、あえて北海道を満喫しようと、駅弁を仕入れていました。どうです、このカニ! 彦馬呂の言葉以上に表現手段が思い浮かびません。何度もすいませんが「海の宝石箱やぁ~」

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 下写真はちょど世界最長の海底トンネル青函トンネルを通過中のラウンジ。海底140㍍を走っていると思うとなんとも不思議な気分でした。

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 ゴトゴトゴト…という音と多少のゆれが気持ちよく、ハチローは爆睡。妻はなかなか寝付けなかったようです(悲)。

 さて夜が明けた最終日の4日目。終着の上野駅でカシオペアに別れを告げたあと、ハチローらはかの浅草「花やしき」に突入します!