沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

辺野古でキンタコ

2006年04月15日 | 食事処&飲み屋

 オフだった今日は、妻を連れて辺野古(へのこ)へドライブしてきました。辺野古とは、近Pict0719 年全国ニュースでも取り上げられているので、本土の方も耳にしたことがあると思います。そうです。わが沖縄の米軍基地負担を軽減するという名目のもと、アメリカ政府主導で進められている「米軍再編」で、普天間基地の移設先として決められた名護市東海岸地区の静かな港町です。「キャンプシュワブ」という米軍事施設があります。先日は名護市長が日米政府が提示した「V字型滑走路」という卑怯な提案を受け入れてしまい、また全国ニュースになっていました。反対派の運動はまだ続いています。辺野古のきれいな海にはレッドデータもののジュゴンなども棲んでいるんですよ。写真右は辺野古港から見た辺野古沖。

 僕らは那覇からの途中で、これまた米軍事施設「キャンプハンセン」を抱える金武(きPict0714_1 ん)町に立ち寄り、沖縄タコライスの元祖「キングターコー」(通称キンタコ)でランチを調達していました(写真左)。キンタコはキャンプハンセンの第一ゲート近くにあり、ベトナム戦争時代には米軍人が落とすお金で栄えた歓楽街の中心です。妻は「チーズ野菜タコス」、私は「ハンバーガー」を買いました。これがまたデカい!(写真下)。となりの缶コーヒーと比べたら分かりますよね? アメリカで食べたバーガーキングにもビビりましたが、これもアメリカ人に合わせたスーパーサイズですね。味はというとPict0716、これまたかなり大味。お勧めの絶品とまでは言えませんが、「アメリカ世」を経た沖縄ならではの雰囲気は十分味わえます(店員さんの愛想はないですが・・・)。アメリカの言いなりに翻弄される辺野古で、アメリカ占領の産物ともいえる「キンタコ」 を食す私たち・・・。

 金武町の「キングターコス」については下記のアドレスをご参考に。

http://www.u-r-u-m-a.co.jp/03genchi/03eat/tacos/kingtacos_k.htm

 


ふたつの○

2006年04月15日 | その他

 11日の大雨からぐずついた天気が続くここ沖縄。仕事で寄った那覇市Dsc_1505大道の住宅街で「びわ」の実がなっているのを見つけました(写真右)。暖かい沖縄ではこのびわも本土に比べて熟す時期が早く、もう食べごろです。本土では梅雨どき、つまり6月半ばくらいだと 聞きます。黄色く丸みを帯びたその外見は、確かに美味しそうです。僕も小さいころ食べた記憶がありますが、どんな味だったか忘れましたなぁ。職場の先輩も「昔はびわがなると他人の家からもくすねて食べてたけどなぁ。今は飽食の時代だ」と感慨深げでした。

 帰宅してカレンダーを見ていると、今日が満月だということに気づき、ベランダで月を撮影(写真下)。しかし、曇り空のため「おぼろ月」にしかなりません。シャッタースピードをあげて、月Dsc_1636 面の模様が見えるくらいの「図鑑」的写真を撮りました。あまり、情緒がないなぁ(笑)。

 ふたつの「○」が被写体となった一日でした。