刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

牛たん伊之助 モザイクダイニング 四条河原町 (牛たん)

2014年01月03日 02時55分36秒 | 食い物その他系
平成26年一発目は仙台名物牛タンを京都で堪能できるお店である。


伊之助”は四条河原町マルイ8Fモザイクダイニング内にある。
肉という華々しい食種の中にあってそのエントランスはしっとりとした臙脂色の煉瓦造り。
ショッピングモール内の店舗らしく食品サンプルもしっかり展示されていて好印象である。

店内に入ると少し歪な席配置された空間が目に入る。
そして空間で存在感を醸し出しているのは壁上部に飾られた壺や皿の漆器類である。



この壺達の雰囲気により和風というより支那風の様相が出ている。
ただ落ち着いた空間であることには変わらなく、家族連れでも単身でも安心して食事できるお店ではある。


本日は会社関係の方との入店、せっかくの牛タン屋なので 「厚切り牛たん定食」1,459円をお願いする。
10分少々、少し長めの待ち時間であったが話す相手もあったのでリードタイムは苦にならず



メインの牛タンは全部で8枚、そこに特製牛テールスープと麦飯が付く。

「肉厚」「炭火焼き」「粗塩」に拘ったと自負する牛タンはつけタレに蛮辛子味噌がチョイスされている。

さて 牛タン”確かに厚みがあって箸で持ち上げたさいでもその重量を指先が感じ取れる。
ほんのり赤身残ったプルプルっとした感触は、まるで刺身を食しているような感触だ。
最低限に粗塩で味付けされた味わいは肉本来の甘味をサポし、素の肉のパフォーマンスを
再確認させてくれる。



蛮辛子味噌に関しては多少残った牛タンの癖を一掃し、小さな刺激を肉全体に包み込んでくれている。
ただ某は肉のすっぴんの凄さ”を実感させてくれる粗塩のほうが好みであるが、これも好みの違いほど!
双方捨てがたい と言っておきたい。

付随するテールスープも麦飯も強くメリハリを利かすわけでもなく自然体の中の流れのようで好感が持てる。

浅く深く”この言葉当てはまる伊之助の牛タンであった。

「京都市下京区四条通河原町東入ル真町68 モザイクダイニング四条河原町8F」

コメント (2)
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