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残り10日、何をする?


埼玉の入試から千葉の入試へ、舞台が切り替わってきています。

東京、神奈川の入試まであと10日。さて、この時期どんな勉強をすればいいでしょうか。

中心となるのは3つ。

1 暗記のテキスト

2 過去問

3 時事問題集

です。

暗記テキストはとにかく、入試まで徹底的に繰り返すことでしょう。何周目になったか、わかりませんが、~周目が最後まで終わらなくたってまったく問題ではありません。とにかく、繰り返し、確認する。できることが確認されることが大事であって、今更何かを覚える、ということであっては本当はいけないわけです。

とはいえ、やはり忘れていることはあるので、もう一度調べ直したり、テキストを読み直したりすることもあるでしょう。それでいいのです。

あれはどうだったっけ?と思ったら、すぐその場で調べた方が良いでしょう。

次に過去問。

これももう大分やってしまったでしょう。で、当然~回目になるわけですが、それでもやってください。新しい問題をやるよりは、これまでやった問題をやる方がよい。算数なんかはできれば満点とってほしいなあ、と思います。やり方も覚えちゃっているかもしれませんが、それでもなかなか満点はとれないものです。

今更ぼろぼろな点数をとるよりは、良い点数がとれた方がイメージもいいので、これまでやった過去問を繰り返してください。

最後に時事問題集。

これは学校によって出題頻度が違うのですが、良く時事問題が出る学校はもう一度チェックしておきましょう。でてきた国を地図で確認することも忘れずに。また新しい貿易統計や農産物の生産統計も見直しておくといいでしょう。

以上を、べつにどこまで終わらなければいけない、という目処なくやってください。

ゆったりとした気分で、しかし、確実にていねいに解く。字もきれいに書き、計算も確認する。そういうチェックはちゃんとやっておくといいでしょう。

そして1月31日の日に、「よし、準備完了!」となるようにしてください。

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第171回 ウチではやりません。
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今日の慶應義塾進学情報

作文の題にヤマをはる
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「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)
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ゆったりと始めてもらいたい

算数の模擬試験は、スタート直後からもうカリカリと鉛筆の音がし始めます。

一斉に計算問題に取り組んでいる。この音に影響されることがあるものです。

なんか「急げ、急げ」と言われている気になって、つい計算をする手が早く動く。この瞬間にちょっとした暗算のミスがでるものなのです。

だから、ゆったりと始めてもらいたい。

できれば、最初から計算問題をやるのではなく、最後は何番なのか。どんな問題が出ているのか。どれがやりやすそうか、を見回してもらいたい。

そしてさらに言えば、計算問題以外の、割とすぐに答えが出そうなものから始めてもらいたい。

分数と小数と、割ったり、たしたり、は結構いらいらするものなのです。

頭が動き出しのときにやって、うまくいかないと焦ってしまう。だから、簡単にできそうな問題はないかなあ、と思いながら全体を見る。

そして少しずつペースを上げていけば十分に間に合います。

ちょっと慌ててるなあ、と思ったら、深呼吸するのが良いでしょう。

顔を上げて、天井でも眺めて、さて、もう少しやるか、ぐらいに構える。

とにかく焦りは禁物です。

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平面図形に関する問題
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中学受験 算数オンライン塾

1月20日の問題
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入試が終わってできた!という子

模擬試験が終わってどうだった?と聞くと
「できた!」
とワンパターンで答える子がいます。

あるいは、そう思いたいのかもしれませんが、いずれにしてもそういう場合、結果は本人が思うほど良くない。

というか、かけ離れている場合もあるでしょう。

そういう経験があるから、入試が終わって「できた!」と言っている子の言もあまり信用できないと思われるかもしれません。

ただ、こと入試に関していうならば、やはりできた、という手応えがあるのだと思います。

「これは合格するかもしれない」と本人が試験中に思うのは、あまり良くないが、終わってから思うのは悪い話ではない。

それを誰かに聞いて欲しくて、言う子もいるものです。

いずれにしても結果は出るので、「それは良かったわね」ぐらいは言ってあげてください。

本人として、無事入試を終えられたのだし、それなりにがんばれたのだから、そこは大いに満足してあげるべきでしょう。

案外良いところまでは来ていることが多いものです。

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合格判定会議
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湘南は保護者が校内に入れません。
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できることをやってくればいいだけ

入試では、どうしても「できないこと」ができてほしいと思うものです。

でも本当は違う。

「できること」ができなくなるのが本番なのです。あとで考えてみれば、なんだということを間違えている。

だから、「できること」ができればいい、と考えればいい。

それだけで多分合格できるはずなのです。

ところが、子どもたちにはその経験がまだない。だからやはり「できないこと」をできるようにしてやろう、というイメージで臨むことが多い。

で、肩に力が入ったり、慌てたりするのです。

良く、子どもたちにこんな話をしていました。

「なに、できないことはどうせできないんだから、気にしないことだ。入試はねえ、できることだけやってくればいいんだよ。」

自分ができることを間違いなく解いてくるだけでいいのだ、と徹してもらえればいいのです。

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入試の時はランチを中心に
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1月18日の問題
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塾の激励会って行った方が良いの?


入試の前日か、前々日とかに激励会とか、ある塾がありますね。

去年合格した先輩が激励してくれたり、先生達がいろいろ注意をしたり、まあ、そういうイベントなのですが、冷静に考えてまあ、どうでもいいかな、と思えるところもあるわけです。

かつ、まあ、そういうところに行くと、また風邪の菌をもらってきたりする。

だからどうしようか?とお母さんが心配になることもあるかもしれません。

激励会は正直なところでいえば、まあ、もうこれ以上勉強やらせて自信なくしてもいけないし、かといって何もしないのも何となく「手抜き」のように思われるから、というのでやっている面もあるでしょう。

私は前日はとにかく塾には行かない方が良い、と思っています。

というか、塾自体が休みになっているところも多いでしょう。

これから何日間か、そうとう消耗する部分はあるので、休めるときは休んだ方が良いと思うのです。だから、激励会はまあ、基本的に行かなくてもいい。

しかし・・・

それが本人にとって納得のいかないことであるならば、無理に行かせない、のも不合理であるとは思います。

なので、一応、親としての意見を話して、あとは本人のしたいようにするのが良いと思います。

もうここからは本人の勝負だから、本人が納得のいくやり方が一番いいでしょう。

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地震に関する問題
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遠いから
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まず進んでみる、しかし途中で止まることも大事だ。


場合の数の問題。

これは結構書き出すなあ、と思ったら、当然のことながら他に方法がないかを考えてみるべきです。

途方もなく書き出す、ということは正しい解法ではない。もし本当に書き出すしかないとすれば、それは捨てるべき問題だからです。

しかし、他に方法がないと思えば、少しやってみるのは悪い手ではない。

というのは、そこから実は簡単に計算する方法が見つかるかもしれないからです。

それでも、いい方法がない、という場合は撤退するべきです。

他に解くべき問題があるのだから。

ここで良く突き進む子がいます。つまり、猛然と書き出してしまう。

確かに答えが出るかもしれませんが、実は間違う可能性も高い。結局なるべく高い得点をとろうとするとき、この判断は間違いであることになります。

したがってまず進んでみる。そして途中で止まって、決断する。

入学試験の結果は実はいくつかの正しい決断と撤退の判断の成果でもあるのです。

勇気を持って撤退することが実は正解である、という問題もあり得るのですから。

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問題がやさしいと感じたとき
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1月16日の問題
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自分で乗り越えると


入試は模擬試験よりも結果が早いことが多くなりました。

当日受けて、もうその日の夜には結果がわかる。答案が返ってこないので、成績処理が早いのは当たり前ですが、しかし、こういう日々が繰り返されるから、本当にいろいろな思いを子どもたちはすることになるでしょう。

別に結果だけではなく、朝あまり行ったことがない場所に行く。

そして回りを見てみると、知っている顔はあまりない。塾の試験であれば見慣れた顔がいるかもしれないが、入試はまずそういうことはない。

だから、一人で問題を解いている感覚が強いでしょう。

そういう半日を過ごしてもう数時間後には結果が出る。

だから、子どもたちはいろいろな成長をこの短期間に遂げるのです。

試が終わったらしっかりしたなあ、と思う子どもたちが結構多いもの。だからこそ、この経験はぜひプラスにしてもらいたい。

自分の力で乗り越えなければいけない部分がどうしてもあるのだから、それはやはり自分の力で乗り越えてその経験をこの後にも活かしてほしいのです。

一度自分で乗り越えることができれば、それはやはり自信になるので、大変な時間ではあるけれどがんばってもらいたいと思います。

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今までやったことを繰り返す
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一生懸命やるとは?
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答えを書く前に、もう一度問題を見よう

いよいよ追い込みの時期になりました。

この時期、子どもたちにずっと言い続けていることがあります。それが

答えを書く前に、もう一度問題を見る

ということです。

絶対に、これは守った方が良いと思います。実際に子どもたちの様子を見ていると、できたと思ったときに油断が生じやすい。

例えば問題は、ちょっとした引っかけを必ず用意するものなのです。

普通はア:オと書くはずなのに、オ:アになっていることだってある。

しかし、できたと思った瞬間、答えはア:オだと思い混んでいるから、ここでしっかり間違えることになる。できているにもかかわらず、です。

これを徹底するだけで、5点、10点すぐ助かる。

助かるということは、それで合格ラインを突破することは十分にあり得ることなのです。ここまで来たら、とにかく

答えを書く前に、もう一度問題を見る

だけは徹底してください。

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第170回 落ちないはずが・・・
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1月14日の問題
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入試応援に行かない塾


入試会場に近づくと、いろいろな塾の先生が旗を持ったり、腕章をしたりして、塾生を応援してくれています。

しかし、子どもたちの反応を見ていると、まあ、あまり知っている先生はいない、という感じがしているかもしれません。

それはそうでしょう。

同日に行われる入試はたくさんあるし、それぞれの学校に応援に行かなければいけないので、みんなで分担することになるから、自分の教えた子どもの応援に行ける先生は本当に少ないのです。

で、小さい塾になればさらに難しさに直面する。

結果として不公平を承知で誰かの応援に行くか、ここはどこにも行かないか。

それではおもしろくないというので、地元の塾では地元の駅前で応援をしてみたり、あるいは、全員のお母さんの携帯に電話をしたりする先生もいます。

まあ、ここまで来ると気持ちの問題。

そんなことでもしないと、ホントにあまりやることがない。

だって、がんばるのは子どもたちですから。

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平面図形を組み合わせる問題
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解答用紙は基本的に1枚
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緊張する子

入試会場前で子どもたちの様子を見ていると、やはり緊張している子は多いものです。

ずらっと並ぶ先生達の前を歩いて行くだけでも、ある意味異様な体験ではあるわけで、その中の一列に入り、握手をしたり、あるいはただ黙々と校門を目指している子どもたちには当然のことながら緊張感が漂います。

ただ、それは当たり前のことであって、それが普通であるわけだから、何も取り立てて何か言わなくてもいい。

緊張するのと、上がるのは違います。

緊張するのは、気が引き締まっているから、むしろ力は出しやすい。

上がると、何をやっているのか、自分でもわからなくなるから、力は出ない。

この区別はしっかりわかってもらうと良いでしょう。

別に緊張しているからといって、上がっているわけではない。

後は、これまでやってきたことをしっかり出せばいいだけだ、と目の前の試験に集中すればいいのです。

またお父さん、お母さんが大丈夫?などと心配しないこと。

すでに入試が始まっているので、あとは本人たちに任せましょう。

いずれにしてもよくがんばってきたのだから。

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発表30分前
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1月12日の問題
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