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わからない、と言われたときに

わからない、できないということを否定的に考えてはいけません。

わからない、ならどうすればわかるようになるか。

できない、ならどうすればできるようになるか。

ということを、親は一緒に考えていけば良いだけの話です。できないことを悲観する必要は、実は全くないのだけれど、どうしても受験は比べることが中心になります。

偏差値は集団の中の位置を示します。
平均が50。

だから50を割ると

「平均にも及ばないのか」

とがっかりされる方が多いのです。

しかし、子どもたちの能力は今にとどまるものではない

テストの成績だって、ある瞬間の記録にすぎないということを考えておかないといけない。

私は山を登る道はいくつもあると思っています。

早くすたすた登っていく子もいれば、道草をいっぱいする子もいます。

受験だけを考えても、6年生の2月に間に合えば良いだけであって、今がどうであるか、はあまり問題ではない。

現状を把握することは大事ですが、これからどうするかを一緒に考えていけば良いだけだと思います。

地頭の良い子は、先に進みます。良い成績を残す子も多い。

しかし、その子たちがすべて受験に成功しているわけではありません。

単にできる、という自信だけで勉強をしなければ、先には進めないのです。

ある時できても、努力をしなければ次にできるかどうか、わからない。

逆に今できなくても、次にできるようにすればよいだけです。

組分けテストにしろ、月例テストにしろ、その子の瞬間を記録しているにすぎない。

明日のことなど何も示してはいません

この考え方を、ぜひお父さん、お母さんにはしっかり持っていてほしいと思います。

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