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疲れやすい時期

6年生はこれまで、もう2年以上塾に通っているので、それなりに毎日の学習のペースができている、と思いがちです。

しかし、実は毎年、負担が増えてきているはずで、塾に通う日も宿題や課題もどんどん増えてきている。が、本人の体力がそこまでついていない、ということが往々にしてあります。

と、非常に疲れやすくなる。

何が、学校から帰ってきたらだるそうにしている、とか。

目を離したすきにそこで居眠りを始めたとか。

子どもたちの成長のペースは個々に違うので、かなり体力がついてきている子がいる一方で、まだまだという子も多い。

これが同じ競争をする、というのは甚だ不平等なところはあるのですが、まあ、それはある程度仕方がない。

ただ、この疲れをとっておかないと、夏にかなりひどいことになります。

夏はただでさえ、体力を消耗するから疲れやすい。そこへきて、これまでの疲労が蓄積すると、病気になることだって充分にあり得る。

中学生や高校生のようにはいかないのです。

でも、ついそういう気に親はなってしまいやすい。

子どもたちの様子はしっかり見ていてください。

特にこれから、段々暑くなるにつれて、体力の消耗は一段と激しくなる分、疲れやすい時期になります。

疲れているなあ、と思ったら、休ませるのが一番。

子どもは休めば、結構回復が早いのです。だから重くならないうちに休ませて、体力を回復させる。そしてまたがんばってもらうといいでしょう。

くれぐれも無理は禁物です。

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