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やる気を引き出す

「勉強しなさい!」と言ってもなかなか勉強しない子は多いものです。

なぜ、勉強しなのだろう、と考えてみるといくつか理由があがります。

1 勉強する動機がない
2 勉強する自信がない
3 他にやりたいことがある

で、3は当然ゲームだったり、友達と遊ぶことであったりするわけですが、それを我慢してももっとやりたいことがあれば、そちらを優先するようになるのは自然でしょう。だとすると1と2を解決する必要があるわけです。

まず動機。どうして勉強する? 今は対象が受験勉強ですから、受験勉強はなぜやるの?と言えば、当然入試に合格するため、ということになります。

だったら、どこに入るのか、を決めないと子どもたちの動機はできない、ということになる。確かに志望校が決まり、あと少しで合格しそうだ、みたいな感じになってくるとほとんどの子どもたちは勉強するようになっているのです。だとすると、ここをまず決めないといけない。

具体的な学校はひとつでいいから、まずそこに行きたいがために勉強するんだ、という意識を持たせる必要があるでしょう。

次の自信。

自信というのは、自分ができそうだ、と思えるようにするか?ということです。その基準となるのがテストでしょう。これはまあ、どこの塾でもやるわけですが、しかし、それでやる気になっているのは当たり前ですが「成績の良い子」だけです。成績の良い子は自信があるから、さらに勉強する。成績の悪い子は、自信がないから、あまり勉強しない。ということだとすれば、この循環を変えないといけない。

しかし、そう最初から成績が上がることはないでしょう。(それがうまくいっていれば、自然勉強はするわけですから。)

だとすれば、いったんそこから視点を外して、「何ができるのか」ということに目を向けさせる必要があります。ところが、どうしても受験勉強は「できないこと」に注目してしまう。それが過ぎるから、自信がなくなるのです。

なので、テストや成績について少なくともお父さん、お母さんはあまり言わず、日頃の勉強やしていることを褒めることが大事になる、のです。もとより悪い成績が出れば、それを見るだけで自信がなくなるわけですが、追い打ちをかけるようにいろいろ言われて、まあ、自信ができるわけもないし、やる気になるわけでもない。

だから褒める必要がある、のです。まずはここから変えてみたら良いのではないでしょうか?

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