5歳下の弟から7月30日に、緊急で入院したと電話連絡があったのが、31日の早朝でした。 腸閉塞で便秘が続き、食事も満足に出来ないとの話の内容でした。 連れ合いが早朝のアルバイトで連絡がつかないので、直接、連絡してほしいとのこと。
早速、10時過ぎに連絡が出来て、一緒に多摩南部地域病院に向かいました。 聞けば10日ほど便秘が続いていて、水分を摂りながら仕事(生活)をしていたと云うのです。 後から判明したのは、2週間便秘が続いていたと云うではありませんか。
検査の結果S状結腸部分にガンがあり、その部分で腸が狭くなって便が出ない状態になっていると云う。 また腸の一部に穴が開いていて、腹腔内に食べたものの一部が漏れて、腹膜炎も起こしているとのこと。
その後の担当医師の説明では、大腸ガンのステージⅣの病状であり、余命1年か場合により3ヶ月かであるとのこと。8月18日に退院して、9月10日に2泊3日で抗がん剤治療が出来るように、その受け入れ口を胸に作るために入院しました。
13日に退院するも入院中から胃に違和感があり、食が進まないと話しておりました。
9月26日に治療のための入院があると云うので、家まで迎えに行きました。 すると退院時とは全く違った様相をしておりました。 食欲が無く殆んどジュース類とかヨーグルトしか、口にしなかったと云うではありませんか。
治療のための入院にも拘らず、殆んど現状の状態を維持することとなり、昨日(10月27日)の夕方に天に還って行きました。 昼過ぎに見舞いに行くと息をするのがやっとと云う状態で、酸素マスクをしながらも、側にいてもこちらが息苦しくなるような雰囲気でした。
その前の晩から余り寝ることが出来ず、少し強めの睡眠導入剤の点滴を行うかどうかの家族への相談がありました。 結局、その睡眠導入剤のしようが始まると、まもなく寝れる状態になると同時に、しばらくすると息もしなくなりました。
私自身は、暫く席を外していたのですが、連れ合いからの電話連絡で駆けつけましたが、病室に入ると同時に弟は、天に還って行きました。 10月に入ってから何度か危機的な状態はなりましたが、これまで、その都度また回復するという波が続いたのです。
流石に今回だけは無理だったようです。 葬儀の手配だけして、弟の家族3人と、お蕎麦を食べながら弟のこれまでの生活ぶりを思い出しました。
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