ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

足の裏の呼吸をしながら寝ています

2011-01-23 11:31:03 | 

 8月から一日1万歩を目標に歩いているせいか、足の裏が刺激を受けて、寝ているときに足の裏で呼吸を意識しなくても、ごく自然に気の呼吸をしていることが多いのです。

 以前は、両手をお腹の上におき、目を瞑り大きく息を吸って、吐く息を体のなかへ吐く呼吸を行っていました。 下腹の臍下丹田を意識しながら息を吐いたり、体の中を通って足の裏から息を吐いたりしておりました。

 そんな呼吸をしているうちに、眠くなって寝てしまい、気がつくと翌朝だったということが、毎日の日課でした。 不思議なことに翌朝は、気分爽快です。

 意識して吐く息をゆっくり吐きながらイメージしますと、イメージどおりに体の中が動く感覚になります。 私達は元々そのような機能を持っていたようにも思います。 私たちの体は、血液の循環だけで生命を維持しているわけではないことを、呼吸法を伴う座禅によって感得します。 そのことは意識しなくても、自然に感じることなのです。

 足に裏は宇宙の気を吸うことが出来ます。 地の気を吸うことが、私達が立っているときの機能になるようです。 勿論、足の裏は気を出すこともあるのですが、吸うことが主のようです。

 手のひらは気を外へ出すことが、主のようです。 赤ちゃんが生まれたばかりのときに、手を握っているのは、持って生まれたものを外に出さないためと、感じております。 大仏さまが、手を開いて私達に向かっているのは、私達に大仏さまが持っているものを、私達に与えてくれようとしていると思っています。

 私はまだ多くの方々に向かって、手を開くことは出来ません。 未だ先ず自分自身を高める必要があるからですが。 従って、いつも手は握っております。


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