女性が長生き出来るのは、出産時に悪いものも全部体外に排出されるからだ、という話をよく聞きます。 尤もらしい話なのですが、それは胎児を身ごもることを通して、宇宙の気を感じやすいからというのが、私の考えです。
私は、たまたま10数年前に開かれた大学のクラス会で、千葉に済む友人が近々に私が住む近くで開かれる静功の会に、参加するという話を聞いて、丁度私自身も心臓に違和感を持っていましたので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、参加しました。
1週間に1回、3時間の会でした。 中年の中国の留学生が指導してくれたのですが、子供の頃から気功を行なってきたせいか、中高年の人間が初めて行う静功に対して、教え方が適正であったかどうかは疑問ですが、いわゆる意念派と呼ばれる静功の行い方でした。
暗闇の中で1時間、ひたすら胸の中心が燃えるように、熱く感じるような意念を持って、座るようにという教え方でした。 私自身は、そのような考え方を無視するように、ひたすら鼻だけで呼吸し、吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐いていました。
吐く息が体の中へ入っていくのを、自分自身で体感できるように、息音が聴こえるように吐いていました。 また、体の中へ入っていく息を、追うようにして、そこだけに意識を集中しました。
生まれて初めて意識する呼吸を行い、また出来だけ長く吐く呼吸を行い、吐く息を体の中へイメージで吐いたことがきかっけになり、たった1時間の静功で、頭のてっぺんが電子の輪の帽子を被っている感覚になったのです。
後で思い返してみれば、頭のてっぺんにある百会という気のツボが、活性化したのでした。
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