私が奨学金を頂いて大学に通ったのは、もう50数年前になります。 当時どれぐらい貰っていたかは定かではありませんが、卒業後の初任給が1万数千円であったことから、毎月3千円を頂いていたようです。
返済は督促状をもらいながら10数年間、かかったような記憶です。 借入金は計算してみると43.2万円になります。 少ない給料から遅れながらも、完済したことになっております。
ネットの記事によれば利息付きの奨学金を240万円借りている方が、子供も生まれて少しでも貯蓄をしなければならないのにとあります。 しかも奥さんも同じぐらい借りていているという。
50数年前の所得とは違うものの、500万円前後の奨学金の返済は、奥さんが非正規雇用のため、不安定要素があって更に大変なことと想定されます。
大学入学に240万円もの借り入れをせざるを得ない状況は、何とかならないものかと、人ごとながら思いいってしまいます。