ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

帝京大ラクビー部監督の岩出雅之さんが長時間練習 それでも体育会系指導が勝てないワケ

2018-03-11 01:04:47 | 文化

私は都立北園高校時代、バスケットボール部に所属し、1年のうち練習日がないのは元日のみという生活を送っておりました。 私自身は高校に入ってから始めたのですが、部員は必ずしも背が高い人でばかりではなく、どちらかと云うとひ弱な部員が多かった雰囲気にあります。

練習中は大学生のOBの方々が必ず数人参加してくれるような状況の中で、大学生のOBのコーチがスパルタ教育のように、ピンタが飛び交うような練習風景でした。 私は日常的なこのような雰囲気の中で、自分たち自身でもう少し考えながら練習方法に変えるべきではないかと、何時も考えていました。

精神力がほかの学校よりも強かったのか、背が低いチームながらも東京都で2位となり、2年連続でインターハイに出場はできたのですが。 1位のチームは2m級の選手で固められていた中大杉並高校でしたが。

ネットの記事で帝京大学ラクビー部が、大学選手権で9連覇していますが、監督の岩出雅之さんの指導者としての考え方が出ておりました。 長時間練習 それでも体育会系指導が勝てないワケと。

アドバイスする際は抑圧的にするのではなく、選手たちに考えさせ、その結果を言葉にして説明させるようにしたそうです。 やるべきことを具体化して意識させ、納得した上で取り組ませるようにしました。 次第に選手たちは自ら進んで考えて行動するようになり、やる気を見せるようになりました。 そして練習や試合を楽しむ選手が増えて来たようです。 こうした積み重ねの結果、組織全体がかっせいかし、9連覇に繋がったと感じているとのこと。

抑圧的な指導をやめて分かったことは、自律的に始めたことにこそ充実感を感じ、没頭する。 仲間と目標に向かっている一体感を得られれば、それが体力的、精神的にきついことであっても、楽しいと感じて頑張ることが出来るということでした。

人は好きなことを、夢中になって没頭して、楽しんでやっている時の集中力は高い。 こうした状況は「フロー」と呼ばれ、最も良いパフォーマンスが出来ると云われています。 だから、スポーツを楽しむ ことは上達や勝利につながりやすいと云うのです。