ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

息をゆっくり吐きながら光のイメージを行う

2009-12-02 19:59:47 | 座禅
 息を出来るだけ長く吐きながら、光のイメージを行う。 光のイメージを行うと、独特の体への微妙な変化を与えることから、光には何かを感じさせます。

 決して無理をせずに、出来るだけ長く息を吐きます。 体の中へ吐く呼吸に慣れたならば、今度は光のイメージを行いながら、座禅を行います。 

 冬場の水平線から出てくる朝日の感覚を目に焼き付けておきます。 穏やかな温かい光を、全身に浴びるようなイメージを行います。 とても気持ちよく感じます。 その光の放射を浴びながら、今度は自分自身が光の輪の中に入り、とても気持ちがよくなります。

 しばらくその気持ちよさが続いた後、今度は光とともに自らも光り輝くように、イメージします。 そのとき、体に簿妙な変化を感じることになります。 光は何かが違うという感覚になるはずです。

 
肩の力を抜きリラックッスし(調身)、舌を上の歯の付け根にそっと付けながら、吐く息を出来るだけ長く吐き(調息)、体の中へ吐く息だけに意識を集中(調心)しながら、座禅を行うのが基本です。

1時間の座禅を継続的に行っていけば、今までとは違った感覚を覚えることになるのです。楽しみながら、呼吸を、座禅を行ってください。