感想・・・・強いリーダー?

2011-06-18 10:59:27 | その他


梅雨のなか、いろいろな花が咲きだしています。
これはキハギ。
すさまじく成長力のある木です。いまごろから夏の間、ずっと咲き続けます。

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昨今、強いリーダーを望む《論調・意見》が、政界や一部のメディアに見られます。
私は危惧を感じています。第二次大戦前の頃を想起させるからです。

私は、昭和16年、開戦時4歳でした。詳しくその時代の空気を知っているわけではありません。ただ、戦時中そして昭和20年以降を通して、世の中の「変節」「ご都合主義」を、詳しく見てきました。子どもだったから、かえってよく素直に見えたのかもしれません。
だから、強いリーダーを求める「深意」に、危惧を感じるのです。

そして、強いリーダーでありたいと考える「リーダーを自認する方がた」は、その「補完」として、数をたのみにしようとします。数の多少でものごとを決めるのが民主主義だと思い込んでいる。だいたい、「大政党」からしてそういう気配。ことによると、数の大小が真実を決める、とでも思っているのでは、と考えたくなります。「ものごとの『理』」には目を遣らない・・・。それでいて科学技術を云々する・・・。

そういう《リーダー》願望人が関西や中部圏の知事や市長にいるようです。
どうみても、国家統制をよしとする種族、大政翼賛会志向の人間のように、私には思えます。君が代斉唱を条例で定めてしまったり、鳥取県の議員数は6人でいい、などと言うところに、その気配が窺われます。いずれも私より、若い方です。

そんな折、香山リカ氏が、ダイアモンド・オンラインで、その点について明解に「解説」していました。下記からアクセスできます。

「強いリーダーは必要か」

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