今日の一本はこちら。
Fisheye-Nikkor 7.5mm F5.6です。調べてもあまり出てきませんが、そんなには作られなかったのでしょうね。前回紹介したニッコール同様いつものここに、ちょっとだけ記述があります。
ちなみにF2のフォトミックS(前回のボディー)に着けようとしたら、ファインダーに干渉して装着出来ませんでした。アイレベルはオッケーです。
横からです。
上からは絞りが見えます。
下には内蔵のフィルターがターレット式で切り替えられます。
ファインダーは縮緬塗装でFとNikkorの刻印があります。
ボディーの肩の部分の、巻き戻しクランクの上に装着します。もちろんこれが着いているとフィルムの巻き戻しは出来ません。しかもファインダーの台座部分には製造番号が刻印されています。
ファインダー部を正面から見たものです。
ファインダー専用のキャップ(ねじ込み式)もあります。
苦しいらしいです。助けてあげて下さい(笑)。平らなものを撮っても右から左まで全部写ってしまいます。
こんな写真が向きでしょうか?
ゴーストがカッコ良いです。私は水平に構える事が出来ません。全部右肩上がりです。
木の枝が人の手の様に覆いかぶさってくる感じです。珍しく公園に人がいないからお父さんより先に行くなと子供に言ったら、意地悪されました。
やはり、画面いっぱいに何か有った方が絵になります。
先日紹介したレンズの作例と同じ場所をこのレンズで撮ると、こうなります。
もう一枚。柿はまだ残っています。
なかなか楽しいレンズです。当時は画期的だったのでしょう。が、やはり不便ですね(別にそれが嫌な訳ではありませんが)。内蔵のフィルターがL1Aというあたりからも、モノコートの白黒での使用を念頭に置いたレンズだと思います。事実、他のフィルターは Y48, Y52, 057, R60と小刻みに用意されています。でもご覧の通り、カラーでも充分行けます
次はOP Fisyeye-NIKKOR 10mm F5.6が欲しいですね。というより使ってみたいです。どんな風に等距離射影と正射影が違うのかこの目で見てみたいです。
追記
1)ファインダーについて続きを書きました。
2)ニコンのZ 7で撮影したものをアップしました。
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