らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

間世潜作品展「トラピスチヌ大修道院」 JCIIフォトサロン

2022年11月26日 | 展覧会

昨日はJCIIフォトサロンに間世潜作品展「トラピスチヌ大修道院」を見に行ってきました。

もう、いつものJCIIの看板を撮るのをやめました。(笑) なので、ポスター。

会場入り口。中は撮影禁止なので、写真はこれだけ。

今回、同名の写真集を持参しました。

外箱です。

私の所有のものはどこかの図書館の収蔵品だったようです。

写真撮影が禁止だったので図録を購入しました。左が図録で、展示してあった写真も同じです。で、右が写真集ですが、見ての通り大胆なトリミングがなされています。この写真集には巻末に資料的にレンズ名とかが記載されていて、その殆どがエルマーとズマロンの3.5㎝で撮影された事がわかります。それ(3.5㎝)にしては雰囲気が違うなとは思っていたのですが、こういうことだったのですね。

 

写真集の写真はそのほとんどがトリミングされていることが今回の展示で分かりました。そして、写真集は良い悪いではなくて、3.5㎝だけの単調な写真ではなくて、ドラマチックに見せようとする工夫がなされているんだと感じました。それにしても横位置の写真から縦位置の写真を切り出してくるとは思いもしませんでした。

 

以前に間瀬潜の写真集ことをチラッと書いたのですが、やはり写真の方がいいですね。この写真集を見てがっかりしたのは特に印刷のクオリティーが低いからでしたが、曇った目で見ると全体の評価も下げてしまうのですね。

 

2006年のプリントだそうですが、良いプリントでした。ダメなやつはダメ(ネガがもうダメ)で展示されていましたが、それ以外はキズも少なくきれいです。ただ、写真集の表紙になった写真は展示されていなかったので、ひょっとしたらダメージが大きいのかもしれません。2006年に間瀬潜の写真展が開催されたそうで、その時にこれらのプリントは作られたそうです。で、どこで写真展が開催されたのか会場に書いてあったそうですが、私は見落としました。(笑) 質問者が多く急遽書いたそうです。

裏表紙。これを見て気が付きました。会場にあった写真集と私のものとではこのカバーが異なっています。撮影禁止なので写真はありません。展示してあったものはJCIIライブラリーの本とのことなので、今度確認してみようと思います。