らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

カメラ用バッテリー 予備電池の携行

2021年01月16日 | カメラ

今年の正月はコロナのために、特にどこ行くでも、何するでもないので、休みに色々と片付けが出来ました。

で、ストラップ。(笑) アイデアはあったのですが、モノが見つからず保留していたネタです。今回モノが出てきたので、披露いたします。(笑)

ミノルタのストラップですが、肩当ての部分をひっくり返すとBATTERYの文字が見えます。

もう一度表にして、ストラップを引っ張り上げるとそこには何やら円形のプラスチックが。

取り出せます。

LR44が入ります。

同じくミノルタのストラップ。

ストラップを引き抜いてみると・・・

やはりLR44が入るようになっています。微妙に薄いのはLR44が売っていなくてLR43を使ったからです。(笑)

同じものが新旧のロゴで存在します。

ライカのR用ストラップ。

こちらは革製で、ストラップに巻き付けるようにして使います。

いきなりのARTISAN&ARTIST(アルティザン・アンド・アーティスト)

箱の中身。

やはり革製で、DL1/3Nが2個入るようになっています。

入手の経緯は忘れてしまいましたが、ライカM7の時代のものです。(多分) それというのも、この電池を2つ使うのはM7しかないからなのです。写真を撮るのを忘れましたが、これも先ほどのR用のものと同様にストラップに巻き付けて使います。

 

おまけ?

キヤノンのAE-1のストラップです。やはりバッテリーを収納できるようになっています。

4LR44が入るようになっています。

 

私はミノルタのカメラを所有したことがないので詳しいことはわかりませんが、70年代のロゴが変わる前のH-D(水銀電池)ではなくLR44を使うカメラのストラップ。面白い所に予備の電池を仕舞っておくものだと感心しました。

 

その後のストラップの予備の電池のホルダーは当たり前の格好になりました。ですが、ストラップを全部引き抜かないと電池が取り出せません。前のタイプでいけなかったのはそこでしょうか? ストラップの構造を知っている人は電池を抜き取る事ができる・・・盗難防止。でも、ストラップから取り外さないと電池が取り出せないというのは不便ですね。

 

ライカのそれはそうした盗難とか使いにくいとかから離れた所にあり、しかもオシャレです。ARTISAN&ARTISTのものはライカの電池ホルダーをお手本に厚みのあるDL1/3Nを2個入れられるようになっています。こちらもオシャレです。電池の価格が下がってきたとか、売っているお店が増えてきたとか、色々な事が重なって、電池が無くなっても慌てなくなったり、盗られてもいいようなデザインになったり、そもそも持ち歩かなくなっていったのでしょうか? 

 

電池を使わなければ作動しないカメラが増えてきた頃の産物なのでしょうか? ライカのR型カメラは中身はミノルタのカメラですが、どちらも予備のバッテリーを携行しなければならない程電気を食うカメラだったのでしょうか? SNSでこの話を投げかけたところ、ミノルタ XD、キヤノン(Aシリーズ)、オリンパス(OM-2SPやOM-4前期型)が電池の減りが早いと教えてもらいました。

 

ところで、DL1/3N(今はCR?)って、お店で買うときに何て呼ぶのですか?(笑)