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生きること:過去と未来とエスペラントと

ヴェネチアが大洪水

2012-11-13 10:03:54 | エスペラント
 ニュースで洪水の様子を見ました。土地が低いとは言え大人の腰の付近までの深さです。観光客はまばらですという言葉に驚きました。こんな洪水の最中でも観光客が水の中を歩いているのですね。

 とにかく知人のエスぺランティスト、レオナルドに短いお見舞いのメールで送りました。

 2006年エスペラント世界大会はイタリアのフィレンツェでした。UEA(世界エスぺラント協会)は大会前遠足の一つにヴェネチアを選びました。値段が高かったのですが一度行きたいと思っていたので奮発して申し込みました。ところが参加希望者が少なかったとこの遠足は中止になりました。私は中止以前に航空券はもう手配していました。行くあても無くその事をエスペラントのブログに書いたら、突然イタリアのエスぺランティストからメールが舞い込みました。彼女がUEAの立てた日程に合わせて旅行を組み立ててくれると言うのです。本当に嬉しかったです。

 ベルリンからミラノに飛んだのですが、いつも二つに分ける荷物を一つにまとめて預けたところミラノで荷物が出てきません。やむなく荷物無しで汽車でパドバに行きました。駅には若いエスぺランティスト、パオラとボランテイアでガイドをしている女性(サッカルゴ?)が迎えに出ていて事情を聞いたサッカルゴはすぐに携帯で航空会社に連絡を入れ、荷物の届け先も確認してくれました。街や教会やコペルニクスが学んだという大学などパオラが案内してくれました。フレスコ画で有名な教会にも行けました。
 夕方サッカルゴと落ち合って彼女の知人の民宿にゆきました。民宿の女主人は友人を8人ほど呼んでピザ屋に行き私にも夕食をごちそうしてくれました。彼女たちの会話は良く分かりませんでしたが、サッカルゴがみんなにエスペラントの宣伝をし、他の人達が彼女の熱弁を楽しんでいるのが良く分かりました。

 翌日、レオナルドの案内でヴェネチアへゆきした。暑い日でした。サンマルコ広場はお祭りであるかのように群衆で埋め尽くされていました。教会へ入るために炎天下でみな行列を作っていたのです。入場人員が決まっているらしく2時間半待ちという事でした。私は街の雰囲気だけで良いからと寺院に入るのはやめました。

 レオナルドがふるまってくれた昼食は素晴らしかったです。海軍の保養所のレストランで上品な味の料理を次々と堪能しました。木製の天井のアーチがとても優雅でした。宿泊施設も素晴らしいのだけれど申し込めるのは海軍の関係者でけで、半年以上も前に予約でいっぱいになるとレオナルドが話していました。この施設もきっと水に浸っているでしょう!

 
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