姉妹とは不思議な関係です。先日甥が祖父母の歴史を知りたいというので姉は自分の両親の歴史を彼等から聞いたことを思い出して書いたという。それをコピーして私にも送ってきました。姉は91歳、私が聞いた話と比べると抜け落ちている部分も多かったので、紙に書いて訂正しようかと思ったのですが、紙に書いて送ると姉が批評されているとて感じるかと思い電話しました。私と姉の年齢差は約12歳。私がいろいろと補足しているうちに姉はいろいろと過去のことを思い出したようでした。小学校時代の可笑しな経験など思いだして話し出しました。私たちが共に暮らしたのは10年くらいでしょうか。ましてや私は姉の子ども時代のことは知りません。それでも姉に共感して二人でケラケラと大笑いしてしまいました。こんな時姉のさびつつある脳の働きは活性化してゆくようでした。
老人にとって共感しあえる人がいるということはボケ方を遅くする意味でも大切なことなのでしょう。キンさん,ギンさという長寿姉妹、ギンさん娘さんだったでしょうか、そろって元気で長生きしていると以前報じられていましたが、肉体的に健康で、共感しあえる仲間がいるから、元気でいられるのであろうと今更ながら思いました。
姉妹関係において私の不満は私がいつも命令を受けたり、指示される立場であることでしたが、それが最近無くなってきました。それは喜ぶべきことか悲しむべきことかはわかりませんが、姉の思いに共感できるのは同じ親を持ち、似たような経験をしたからでしょう。生い立ちに逆らわず共に生きる努力をしようかとおもったり・・・。