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生きること:過去と未来とエスペラントと

2015エスペラント世界大会雑感②

2015-09-06 01:54:25 | エスペラント
7月30日(木)マジョリ・ボルトンの著者との座談会に参加。火曜日には彼女の話があったらしいのですが気がつかず参加できませんでした。
 友人を誘うと喜んでついて来ました。前日彼女はパリへ遠足に行きました。その時日本人と日本語で話したそうですが、彼は今ボルトンの『Fakto kaj Fantazio』(事実と空想)を読んでいる。2年かかっているがまだ読み終わっていない。初めは辞書を沢山引いていたが最近はそれほどでもなくそれに内容がとても良いと話してくれたとのことでした。

 この日はボルトンが話すのではなく、集まって人が彼女の思い出を語るということでした。ある人はエスペラントを習って始めて手紙を出すのに彼女が著名ないな文学者であることを知らず便りを書いたら、丁寧な返事がき、今でもその手紙を大切に持っているそうです。ある人は20年以上前、エスペラントの初学者で、エスペラントを使って旅をしようと思って宿をお願いしたら快く引き受けてくれ、10日以上滞在し、帰ってから彼女が著名人であることを聞き驚いたと話していました。
 彼女はそんな話を楽しそうに聞いていました。昨年、彼女の著者『Poeto fajra koro』Julio Baghyとの交流について書いた本の読みました。優しさ、差別に対する義憤などを感じました。本から受けた私の感覚は本物だと感じました。



 私の思い出はヴァレンシア大会で宿が同じだったこと。私の宿は3流宿。日本人は私以外は一人でした。狭い入口でばったり出会い嬉しかったですが、こんな安宿に泊まっているのかと驚きもしました。ちょうど彼女の著書『Zamenhof』を読んだばかりでしたのでその感想を言うとありがとう、日本読者の方によろしくと云ってくれました。翌朝、彼女に気がついたフランス人たちが一緒に写真を撮ってくださいとお願いし私も誘ってくれたので、一緒に写った写真がある筈と探しましたがまだ見つかっていません。

 それ以上に嬉しかったのは同伴した友人がすごく感動してくれたことでした。自分も辞書を引きながらでも『Fakto kaj Fantazio』読みたいというのです。でももうLIBRO-SERVOにありませんでした。翌日、金曜日、彼女が遠足に行っている間にもう一度行ってみましたがやはりありませんでした。

最後に閉会式の写真。子どもたちが入ってきました。


コメント (2)
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