glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

子どもの遊び

2007-09-18 10:10:23 | 雑感
 かながわ国際交流財団では100人の写真家が見たアフリカのの1日展(10月8日まで。10:00~18:00。金曜日のみ20:00まで)を開催しています。

 それに合わせてアフリカを紹介する行事がありましたので、16日(日)に参加しました。

 内容はザンビアについてでした。その中で子どもの遊びの紹介があり集まった子供たちが一緒に遊びました。

 みんな輪になって一人が鬼で輪の外を回ります。カリラリラ、カリラリラと言って一人の子の背を叩きます。叩かれた子は鬼を追いかけ捕まえようとします。ハンカチがないだけで日本のハンカチ落としとそっくりなのです。

 ところがです!集まった子どもたちはハンカチ落としを知らずどうしたらよいのか混乱していました。

 考えてみると、今の子どもたちは集団で何かをすることが苦手であることに気づきました。

 かごめかごめ、子とろ子とろ、はないちもんめ、あずきかいかいにかいかい、ことにのぼたんはいいぼたん・・・。おとなに聞いても意味不明な歌に合わせて遊ぶ遊びがたくさんありました。時にはつまらなく思うこともありましたし、仲間に入れず行程隅で眺めていることまありました。

 しかし、あの遊びの中で私たちが学んだことがいかに多くあったか歴然としています。

 集団で動くために仲間にたいする配慮が必要ですし、鬼の動きに反応する観察力と、判断力などなど、心と体を鍛えていたのです。

 元教師である仲間が、何とかしなくてはと言っていましたが、大人の援助なしにできることではないのです。

 アフリカの写真展には写真家の言葉がいろいろ添えてあり読みごたえがありました。その中で私の心に響いた言葉・・・


  今日をよりよく暮らすことは、昨日の幸福であり、明日の希望となる。 

 表現はちょっと違っているかもしれません。でも、明日、昨日はよかったと思うために今日をよりよく生きる努力することは誰にでもできることのように思えます。
コメント (3)
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