OLYMPUS VF-3はスペックダウン

 Photo Rumorsに、OLYMPUS AmericaWebsiteに新しいEVFVF-3の情報がリークされていると云う記事が掲載されていたのでのぞいてみたが、それらしい情報を見つけることが出来なかった(検索してもヒットせず)。Photo Rumorsに書いてあるところによれば、近く登場するであろうVF-3の解像度はおおよそ92万ドットなのだと云う。

 

 現行のVF-2144万だから大幅なスペックダウンである。そうは云っても、リコーGX200用のビューファインダー、VF-120万画素だから、それと比べるとかなりの高解像度だとは云えるけれど、144万ドットのVF-2の後に出るVF-3なら200万超を期待したい郷秋<Gauche>としてはちょっとがっかりである。

 

注:オリンパスは「ドット」、リコーは「画素」を単位(正確には「助数詞」)として使っていることに注意が必要である。郷秋<Gauche>の理解によれば、液晶パネルの場合、赤・緑・青(RedGreenBlue=RGB)の3ドットをまとめて1画素と云うはずである。つまりオリンパスが主張しているEV-2144万ドットは48万画素、EV-392万ドットは30.6万画素となる。

 

 しかしだ、オリンパスのビューファインダーの型番の振り方って、ちょっとどうだろう。だって、VF-1は文字通り光学式のビューファインダーだったから良いとして、次に登場したのは電子式なのにEVFElectronic View Finderを名乗らず、VF-1の発展後継機種的なVF-2の名前が与えられている。VF-2の後のVF-3となれば、当然VF-2より高性能(高解像度)かと思えばスペックダウンだ。型番は、そのカテゴリの中でのポジションが容易に判別できるものであって欲しい郷秋<Gauche>である。

 

 閑話休題。EV-2がいかに高性能であるとしても、その価格は31,500円(税込希望小売価格、実売価格23,000円程度)と、かなり高価である。まずまずのコンパクトカメラが買えてしまう程だ。高価であるがためにほとんど売れないと云う失敗から学習した結果が、「性能ほど程お値打ち価格」への路線転換なのだろうな。実売15,000円くらいなら買う人がいるかもしれないが、それでも同じオリンパスのTG-310が買える価格だからなぁ。やっぱり売れないか。

 

 

 今日の一枚は、48万「画素」のEV-2を装着した、旧型にならんとしているOLYMPUS E-P2

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