熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

チェロコンチェルト

2006年07月14日 | コンサート


昨年行ったチェロアンサンブル(中央が上村氏)コンサートで、特に印象に残った音色を再び聴きたくて出かけました。

あの時は極寒の京都公演だった。
そして、今は急に暑くなり真夏日だ。

暑さ寒さもチェロのためならエンヤコラ…勝手なものだわ。
2年前は全世界約3名くらいしかチェリストの名を知らなかったのに、この変貌ぶり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大阪シンフォニカー交響楽団第111回定期演奏会曲
指揮:ウラディーミル・ヴァーレック(同楽団首席客演指揮者)
チェロ:上村昇

リスト:交響詩 「前奏曲」 S.97 
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33
休憩
チャイコフスキー:交響曲 第2番 ハ短調 Op.17 「小ロシア」

於:大阪ザ・シンフォニーホール
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サン・サーンスのチェロコンチェルトの出だしって、インパクトありますよね。
今でも、ず~っと頭の中で鳴り続けてます。
デュプレの映像も混じってますけど。

(コンチェルトは3楽章かと思ったら1曲しかない。
でも3つのパートに分かれているらしい。
なぜメドレーになってるのかしら。)

期待通りの、素晴らしい音色でした。
コクと潤いがあって、深くて…
あ~、なんだか練習するのが嫌になってきた。

このオーケストラの主席チェロ奏者金子さんのブログは楽しみに拝見してます。(写真では弦の様子が全然ちがいますね
いつか、ソロコンサートへ行ってみたいです。
トップの方は動作を大きくするのが鉄則かしら。
すごいパワフル。揺れる、上げる、踏ん張る、上下する…
対照的に後ろの方が、腕以外石のように動かないのでフシギでした。

ホールにはいつもと違って、見慣れないマイクの装備があってアレレと思った。
「FMシンフォニーコンサート」で放送されるそうです。

NHK-FM 8月27日(日)14:00~15:00
再放送28日10:00~11:00

帰ったら、日経夕刊に関西のオーケストラの採点表がでていた。
記事はコチラコチラ

 >××氏は「東京と比較して大衆迎合」と述べ、芸術性より集客優先の企画に苦言を呈している。

関西には数少ないクラシックファンを増やすためには、まず先にこうする他ないのでは?
今でも敷居が高いと思うワタシです。
だって、演奏曲の解説文を読んでスルスルっと理解するには相当お勉強が必要でしょう?


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