熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ミニリサイタル&こどもの発表会

2013年05月10日 | コンサート
ここ3年、毎年お邪魔している可愛らしいコンサート、こどもカザルス会。

前半が、前回に続き伊東裕さんのミニリサイタル。

シューマン:アダージョとアレグロ 
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ4番ハ長調
シューマン:チェロ協奏曲イ短調

いかにも大学で修行中という感じの重厚な選曲。
曲の背景とかも、ちゃんとスピーチして下さいました。

あえてお子様ランチ的プログラムじゃないのも狙いでしょう。
前記、ギャラリーコンサートでは、小さい子供でも渋いものに反応することもあって、驚きでした。
寝たり起きたり?いろんな反応があっていいんです。

小さな音響の良いホールで、最高の座席、大変お値打ちでした!
(お客さんが少ないのはもったいない!!!。)

後半が園児から中2までのチェロ発表会。
「むすんでひらいて」から「ポッパー:ハンガリー狂詩曲」まで。

毎年、ここに同じ感想を書くもの芸がないのですが。。。
もう、かわいすぎます!!!
目覚ましい成長ぶり演奏ぶりに、よその子どもさんなのにウルウルします!!!

違ったこと書きますと。。。

小学校低学年までくらいは、体がポニョポニョですね。
脱力そのものですね。
だから、きれいなヴィブラートがすぐ出来るのですね。
しっかり正面を向いて、姿勢もいいですね。

バーサンがいつも注意されていることです。
(気がつけば彼らの祖父母世代になっておりました。)

練習する時、幼子の屈託のない姿を思い出すと、力が抜けるし背筋も伸びるし、いい具合です。

バーサン、どんどん置いてきぼりになりますが、また来年も楽しみです。