熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン32回目

2013年03月13日 | チェロレッスン

前回の継続エクササイズ。

手で弾かず体を使って弾く(鳴らす)。
移弦を正確に。特にD線。

手、指、手首だけで弾く音と、体を使って弾く音の違い。
このところ、レッスン内容はこれに尽きます。

レッスン最初は本人も自覚する弱々しい音なのに、終盤、音に芯が出てきました。

撫ぜるように弾く癖は、なかなか抜けません。
音が切れないようにするため、そんな弾き方が定着したと思われます。

体を使った発音、これが出来て「そうです!そうです!」と先生も歓声を上げて下さるのですが、レッスンが終わるとアレレ?の儚さ。

問題なのは、良い音が出る弾き方と言われたボウイングは、翌日ひどい肩こりになること。
先生は楽々で、ストレスフリーとおっしゃる。

これって、いい音が出ても弾き方が悪いのか?
それとも筋力のなさ?訓練で克服するもの?

後日、デュオのチェロ友さんに相談したら、エンドピンを短くしたらとアドバイスしてもらって、少しマシになりました。

それから開放弦A線が裏返って困ります。
わざと裏返らせるようなエクササイズかと思ったけれど、先生が弾かれると皆無。
D線は切ってしまって古い弦をつけたままだし、A、D線を新品に交換。
期待にワクワクしながら弾いたら、やっぱりA線は裏返る。
前と同じくらい裏返る。

エクササイズで出てくる問題点は、
なんかビギナーそのものみたいなレベルで気が引けますが、これが実態。
自分のベースになる音っちゅうのをレベルアップするのは、ほんまに大変なことであります。