熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

レッスンいろいろ

2013年03月04日 | チェロ

もう去年のお話になりますが、元からのチェロレッスンをやめました。
明るいお人柄、音楽的センスも抜群、とても親切な良い先生に出会えて幸運でした。
今は育児で大変かもしれませんが、これから演奏に、ご指導にとご活躍されるのが楽しみです。

先生には(私にとっては最長期間)本当に良くして頂いたので心苦しいのですが、
この辺で仕切りなおして、体作りや基礎錬に向き合いたいと思ったのです。

ここからは、何人かの先生に習った経験や他の情報からの一般的なお話。
年数が立つと、いくら基礎を丁寧にと双方思っていても、ヘビロテ耳タコ注意事項に飽きて、どうしても名曲の数々路線になってくるようです。
名曲の標準指導要領みたいなのは、どの先生方も身につけておられるし、生徒側も立派な曲に向かう喜びもあり、ハッピーなレッスンの展開になるのが普通。
中高年で始めた趣味なのだから、習熟度なんてヤボなことは問わず、どんどん前へ進んで音楽を楽しみましょう。
中高年に基礎を叩きこもうとしても、たいがい時間がかかりすぎてキリがありません。
中高年からのレイトスターターはこんな感じになるのではないでしょうか。

さて、新レッスンで苦戦し続けているエクササイズは、実は某演奏家先生の体験レッスンで習ってみたことがあるのです。
特に根本的な弾き方に対する指摘はなくて、最後は先生と一緒に弾いてハイOK、次は?と。
キレイな音出ています、とサービス業に徹しておられるようで。

天邪鬼のワタクシ、そんな風に諦められると燃える?
(もちろん体験レッスンはそれまで)

名曲である必要はないから、自分のレベルに合った曲をそれなりに良い音で弾きたい。
音楽に心をこめたくても、必要不可欠な技術がなければ楽しくなれない。
そのためにはやっぱり基礎力アップしたいから、根本的なところから見てほしい。

先のエクササイズですが、新レッスンではいつも私のチェロでアマチュア先生が弾いて下さるので、音色や響きの落差が嫌でもわかります。
プロの先生のお手本だと、チェロも別格だし最初から別世界と諦めの境地。

お~っと新レッスン記録書かなくては。