熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

初心者みたいな弾き方

2012年08月17日 | チェロ
新レッスンの記録も書かないうちに日がどんどん経過中。

前回、せっかく調子が出てきたので後戻り出来ないと思いつつ、でも暑さに負けたか?と不安でしたが、今回、良くなっていると評価を頂きました。
初心者弾きから卒業!とのお言葉!めでたい!
前回、弾けるヒトの弾き方になってきたと言われ耳を疑いました。

脱初心者弾き、いったい何年かかってますのん?
すぐ出来るヒトもいるし、こればかりは個人差、格差社会です。

見た目ばかりにとらわれているようですが、変な姿勢や手の格好で良い音が出せるわけがないという説に大賛同しました。
ちなみに、正しい姿勢をしていても良い音が出せるとは限らないとの先生の持論。
そうであっても弾く姿が変でなければ儲けものと、やる気になりました。
耳より目の方が働くワタシには、見た目から入る方が早いかも。
全然早くなかったけど。

この1年、鏡はもちろん録画も使って、よく粘り強く指導して下さったものです。

若くない生徒には、姿勢や体について一般的に先生は甘いように思います。
余りうるさく注意しても、体や指が固くて治らなかったとか、生徒から敬遠されたとか、いろいろあるのでしょう。
初心者弾きのままでも、本人が満足して楽しく続けてくれたら、それは平和な世界。

徹底的に治そうとする私の先生は珍しいです。
もっとも悪い癖を直して基本のきから教えてほしいとワタシがお願いしたせいもありますが。

私のおバカな経験では、最初の3年は少しでも無理なレベルの練習をするとテキメンにアチコチ痛めて、治療費もバカになりませんでした。
基本の体勢が出来てなかったからだと、今頃反省。
そして自分に合った適切な練習プログラムでないと効果が上がらないと痛感中。

一進一退の繰り返しで、教え甲斐のない生徒で申し訳ないと常々思っていました。
でも前回に引き続き、先生も喜んで下さって本当にうれしかったです。

記録本編は次回書きます。