熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

新レッスン9

2011年09月13日 | チェロレッスン

演奏に惚れたチェリストに突撃でレッスン依頼をなさる先生の熱心さには敬服します。

チェリストさんから先生は新しいネタを仕入れてこられて、私も試されました。
指を1本ずつ離してボウイングしたり、弓を縦に持って指をムカデのように弓を上げたり下げたり。
指の弱さ、腕の筋力とかのダメさがわかります。
弓先で弾いた時、苦しそうにカスレた音ばかり出す私。
サポジ教本の最初の方は、エチュードを上弓、中弓、下弓と弾き分ける指示があり、
上弓はサボっていたのでトライしてみたけれど。。。
ツラくて出来ないので要練習。

ん、、、でも今の私には手より体。

肩甲骨のチェック。
全然動いてない?

もっと体を使おう!
小手先で弾くのではなく、体を大きく使う。
私のテーマは肩。それも両肩。
シフティングも肩、肘の位置を意識して、指で取りに行かない。
これが成功すると、いろんな問題が解決する。
毎度おなじみレガート問題もしかり。

シフティングのチェック。
曲に合わない左手の速度は厳禁。
勢いつけて焦って移動する癖が抜けません。
左手で歌うシフティング。←これ大事!
例に、アリオーソの1,4ポジ往復ブツ切れ部分や跳躍部分を。
超スローモーション移動の特訓でコツを掴みかけた気がします。
次の準備に焦らず、粘って粘って音を繋いでいく。
特にスラーの最後の音が短くなりやすい。

しっかり弾くことを心がけたら、ガダ兄も変化してきたようです。
先生がガダ兄でハイドンをステキに弾いて下さって、A線、D線が前より鳴るようになりましたと。
うれしい~!
ガダ兄の低弦には私も手を焼いています。

問題提起満載、後でいろいろ試して練習したくなる、やる気の出るレッスンになりました。
ただし、あれもこれも出来ないので課題は「今は指より肩なのだ!」に絞り込みました。