熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

18回目のレッスン

2009年12月17日 | チェロレッスン
すっかり書くのが遅くなってしまいました。

いつからスタートしたかもわからないくらい、長くかかっているユーモレスク。
以前に習った曲なので、最初からほぼ暗譜状態で弾けたのですが、これだけ課題満載とはねぇ。
基礎的なテクニックを正しく駆使して、音楽をどう作っていくか?を考えさせられております。

よっぽど前が酷かったというか、出来が悪すぎて留年し続けているようなものなのですが、案外苦にならず、薄紙をはぐように?少しずつマシになっていくのも楽しいものです。

余談ですが、学校の勉強も、誰も彼も同じ年数でマスターできるというのは土台無理な話だと思います。
時間をかければ出来ることもあるのだから、柔軟性を持ったカリキュラムがあってもいいのにね。
理解が遅いと、すぐ偏差値低いとか烙印押すのは早計です。
ますます余談だけど、M子さんから「同窓会の低偏差値忘年会へ行ってきました」のメールに笑ってしまいました。
一生、偏差値でグルーピングかい?
偏差値低くても、こんだけ楽しくやってるぜ!の会なのかな。
ただし、関西有数の進学校だから、私にはその学校に入ることすら無理だわさ。
余談おわり。

先生は、音取るだけで精一杯の曲では、あれもこれも注意できないからと言って下さいます。
ということで、今回は弾いているうちに、構え方が捻って来る点を指摘されました。
時計と逆廻りにです。
左肘も下がり、後ろに行こうとします。
左指に腕の重さがかからず、音が悪くなる原因です。
構えのおさらいをしました。

さて、今回のキモは、シーンが切り替わる転調前後の終わり方始め方。
その呼吸法。
息を吸ってタイミングよく弓をセットして、息を吐いてフォルテを出す。
これが、なかなか難しく、終わりも始めもいい音が出ない。
呼吸とリズムがうまくコントロールできたら、いいのに。
リズム音痴は呼吸に原因あり?

私の楽譜も毎回注意点を書き込むので、とてもにぎやかに。
先生もそれを見ながら、ここは良くなりました、とか言われるのですが、
「それはそうと、この×印なんですか?」と今ごろ聞かれて、大笑い。
鈴木独自の拡張の印みたいなので、先生は鈴木と無縁な方だったわけですね。

次回でこの曲は最後になり、次の曲に移ります。
3巻逆行コースで、ト長調メヌエットのリベンジです。

レッスンの曲が少ない分、ずっと続いているクマさんとのデュオでいろんな曲を弾いて楽しんでいます。
たくさん弾く時は、やはり荒っぽい弾き方になってしまいます。
簡単な箇所でも、アホっぽい音を出したりで恥ずかしいです。

昨日、妹から面白いエンドピンストッパーと、藤森さんのサイン入りCDのプレゼントが届きました。
100均のまな板に紐、しか持ってなかったもんね。
どうもありがとうね。