熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

聴ける人

2009年12月10日 | 音楽
~ある音楽を聴いていてどうもよくわからない(聴いていて意識が途切れる)
というケースの大半は、
「音を音楽として知覚するための枠組み」を持っていないことに起因する。
~と「音楽の聴き方」で岡田暁生氏はおっしゃる。

快眠的「静かで穏やかな音楽」と「知覚される枠組み」の関係はどないなってんねん。

ピアノトリオもカルテットも、ハイドンがワタシには一番眠かった。
ハイドンを聴ける人になるには、どうすりゃいいの。

~「聴き上手」とは聴く文脈をいろいろ持っている人のことだ。
音楽を吟味する文脈という「試薬」の手持ちを、
出来るだけ多く持つことにこしたことはない。~
のだそうだ。

文脈「試薬」がチェロばっかりというのも、音楽の本質から考えたら、もったいない話やわ。