熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

3回目のレッスン

2009年04月19日 | チェロレッスン

金婚式とSHEのつもりだったのですが、金婚式で時間切れ。
ポップスと違って基本の細かいチェック満載のレッスン。

この曲も長期に及んでますが、指使いも変えたせいもあって思うように弾けなくて足ふみ状態。
でも、前日の練習では快調だったので、調子が出た?と思ったけど甘かった。
思わぬころでボロボロ荒がでました。

同じ注意のリピート多数。

間の取り方。
スラーの時の右手の動き。
音符が増えるとすぐ早くなる。
(ササッと弾いてごまかしているのは自覚しておりました。)

後半のイ長調、音程が高くなる。
音痴の発作が久々に出ました。
突然、cisを取るように言われパニクる。
それだけ取ろうとするとアヤシイcis。

拡張の時、第1ポジションの1の指が曲者というご指摘。
しっかり取れてない、すぐ指が離れる。
音程が狂う原因。指がバタバタする原因。
♯のついた音に神経質になるより、その前の基準になる音に気をつける。

指使いについて。
小指が不調なので、4を減らして指番号を書き直してきました。
テキストは基本のポジション移動の練習になるための指番号が書いてありますが、今回弾きやすく、聴きやすいように変更。

先生からもいろんな指使いを提示されるのですが、バリエーションがさっと取れるようになりたいもの。
元のテキストのクセがついてしまって、融通がきかない。
私の変えた箇所で、それは先生にとっては指を痛めるのでゼッタイしない指の形というのがありました。
私にはそう感じなかったのですけど、即却下です。

先生も小指よりも薬指の方を優先して使われてます。
かといって、酷使して痛めては何もなりません。

体に優しい指使い、そして出したい音が出る指使い、を考えることが大切だと学びました。
ですが、出来ないからと未熟なままの拡張を放っておくのは良くないと。
益々体は固くなるので、今のうちにやれば出来る拡張をもっと正確なものにすること。
何度も連続で弾くとどんどん指が下ってきて音が高くなります。
我ながら、こりゃだめだと反省。
前の先生にも、何度も人差し指を押さえつけられことを思い出しました。

楽して良いところと、鍛えなければいけないところの区別がまだ出来ていません。

ゆっくり弾くとちゃんとした音は出ているそうなので、丁寧に練習してくること。
楽器も良いらしいです。

金婚式で、基礎を洗いなおしです。