熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

72回目のレッスン(通算89回目)

2008年06月28日 | チェロレッスン
あらら、見るからに、体調悪そうな先生。
扁桃腺で発熱中だとか。お気の毒なことです。
これでもよくなったからとレッスン決行に。

●音階

ずっと継続中のC-dur2オクターブ。
開放弦なし。
ドーレミ、ファソラシ、・・・~スラー付き。

ドーレミ・・・  
即、レの音が高い!との声。
(レを弾いたら)ちゃんとD線も共振していますけど!
調弦のダメ出し。
D線が高いと言われた。

レッスンの前に空き教室で15分調弦とボウイングの練習済み。
5度重音や、フラジオであわせて、最後にチューナーで答え合わせ。
(頼りない耳は、結構毎回誤差が出るのです。)
いつもワタシの体温で弦が伸びで音が低くなるため、気持ち高い目でもGO!
先生は、5度調弦派なので、Dがチューナーより低めになる。
どっちのDにすればいいのか…と何と今さら。
でも、深い問題であります。

ピアノと弦楽器の音階の音の違いとか、話が難しくなりかけた。
先生の熱が高くなってもいけないのでストップ。

さて、再度調弦後(結局先生が)、音階の出来栄えは・・・
まだ、移動で音が途切れる。
めざせ、バリアフリー!

2と3ポジションでの拡張、同じような広げ方で音程が狂う。

次回も。

●8.ユーモレスク ドヴォルザーク 鈴木3

ターッタラーッタラー・・・
最大の欠陥は、休符がはっきりしない。
リズム感もものすごく変!←これは録音を聴いた感想。

前回の指導というか課題が、高度すぎました。←先生もビックリ。
(どうして、この生徒にこんな無茶を言ったのだろうかと・・・)
楷書も書けないのに、草書で書いてみよう、みたいなことでしたから。
巨匠の演奏を真似した結果、リズムが変則的な単なる乱れになってしまった。

基本にもどって、ゆっくりとリズムの練習。
休符を明確に。

相変わらずG線4ポジション、フォルテがうまく出ない。
(楽譜はD線1ポジで取っている)

高音の音の取り方、弓の扱いが不慣れ。
高音はよくなってます、もう一息、と一応励ましのお言葉。
テキストの練習方法以外の方法もいろいろデモンストレーション。
前かがみで、頭を下げてしまうと音が前に出ない。

ガダ兄さん、G線4ポジどのくらい音が出るのか・・・

転調部分から、先生がガダ兄さんで模範演奏。
全然違う元気なチェロの音。
いかに持ち主は鳴らせていないか。
「あまりいい見本が弾けませんでした。」と言って、自分の椅子に倒れこまれた。

先生、フラフラじゃないですか~!
え~、この曲そんなに体力いるんですか~?

もちろん次回も。

カノンの不出来は記憶されていたのか、次回レッスンで見せて下さいとのこと。
どうぞお体お大事に。