熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ユーモレスク

2008年06月01日 | チェロ
ユーモレスク(仏語:humoresque)はロマン派音楽の楽種の一つで、自由な形式で滑稽な、気まぐれな曲想ということらしい。
スケルツォ、カプリチオとかと趣旨が似てますね。
ユーモアと、語源が一緒ということですか・・・
ドヴォ氏はピアノ曲でユーモレスクを8曲の書いたのですが、有名なのは7番目だけ。

大変な鉄道マニアで、出だしのターッタラーッタラ・・・は汽車のガッタンゴットンからヒントを得たとか。
クライスラーがヴァイオリン用に編曲して、病床のドヴォ氏を見舞ったことから、この曲がポピュラーになったそう。

先生も言われてたクライスラーの演奏が聴きたい。

と思って例によって‘ようつべ’を探しましたがみつからず。
そのうちにナクソスで試聴しよう。

↓ユーモレスクの感動編!(とっくにご存知かもしれませんが)

パールマン&マ byオザワ

う~~~む、やぱりヴァイオリンの方がピッタリだわぁ。
ヨー様、お顔はがんばっているのですけどねぇ。。。

明らかに調が違うので、
チェロを持ってきて、音を出してみた。
ファ♯で始まる!!!
この曲は主音で始まるので、Fis-durか?
でも、検索したら変ト長調と書いてある。
フリーのピアノ譜も見てみたら、♭6個の曲ではないの。
(中間部は3♯のfis-moll?)

Ges-durなのだ!その心は?
leggiero軽快に弾くのならFis-durでよくないかい?
ドヴォ氏にきいてみたい。
まさに、Fis-dur対Ges-dur問題。

手持ちのユーモレスクは水谷川さんのみ。
こちらも、チェロ持ってチェック。
今度はソで始まったぞ!
たった半音上げただけで♯は1個だし、音取るの楽そうだわ~~。

一方、鈴木さんは二長調(中間部は1♭の二短調?)
レから始まるので、かなり低め。
プロチェリスト様とは全然違う。

↓当面の目標はこの9才のお坊ちゃま。

発表会のユーモレスク

しっかり弾けて、ヴィブラートもお上手。
他の投稿も聞いたら、5才上のお兄ちゃんがプロ級。
ポッパーなんて、超絶技巧じゃあ~りませんか。
こんな兄がいたら、却ってヤル気なくなるかもね。