熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

重音

2008年01月15日 | チェロ
重音ばかりの教本から、抜粋でかなり宿題が出ています。
この教本は、もっと上級者向けではないかと思われます。
今、自分にとって一番必要な基本練習は何だろうと思いつつ、一応素直に練習することに。

写真は6度の重音。(G+D線、D+A線の類似楽譜も)
それぞれ1音ずつ弾いてから、2音一緒に。

正しい2音を取るのも、2弦鳴らすのも、と~~~っても苦労。(特にC+G線)
やわ~~~~。
そしてそのうち、今どこを弾いているかわからなくなる。。。。

ド・ソ・レ・ラが出てきたら、開放弦と共振するのでわかりやすい。
共振させたところで、もう1音慎重に重ねる。
どうかしたら、4弦ともすんごい共振。
喜怒哀楽の激しいガダ兄さん。
きれいにハモったら、全身でOKサインを出して喜んでいるみたい。

いい音、豊かな音を出すためには、音程を確かにするということが不可欠なのですね。
(何を今さら。)

‘安さん’の時より倍音が顕著に響きます。
サイレントではこんなにも共振しません。

より一層の難しさを知ってしまいました。
狭いストライクゾーンに入るか否かで、こんなに違う!

でも、ガダ兄さんの本当の音を探っていく喜びは大きいので、重音の練習に頑張れそうです。