熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

61回目のレッスン(通算78回目)

2008年01月06日 | チェロレッスン

4日の初レッスン。
教室の暖かい室温に弦が馴染むまで時間がかかるので、事前に練習室を予約してウォーミングアップ。

冬休みでレッスンは少なく、先生ものんびりモード。
スタイリッシュに変身なさってましたが、福袋かどうか訊ねるのを忘れました。

新年の先生の抱負は、なぜか重音を強化。
ワタシの目標は、ガダ兄さんのキレイな音を引き出すことと申し上げる。

○重音のエチュード

突如見せられた重音専門の本を初見で。
最近、重音を弾くことがないなあと思っていたので、タイムリーだとは思いました。
最近、譜面を読むことがないので(アカンやん!)、初見がお手上げ。
楽譜を読めなくなっているのと、C,G線の第4ポジションの音の位置関係も忘れています。
今の課題曲はA,D線の頻度が高いですから、使わないとキレイサッパリ忘れるものです。
覚えるの遅いけど、忘れるの早い。

○ト長調メヌエット ベートーベン鈴木3の5

「キレイな音が出かかってます。」
一応、喜ぶことに。
曲の解釈、曲想について、見解の相違。
先生がいろんな風に弾いて下さるのを比べるのも勉強になります。
こうしたいと思っても、両手のコントロールが不完全なので伝わりませんね。

ずっと黙認されてきた、一番の難所‘ラーーソファミレドーシー’
いつまでたっても、失敗ばかりなので、
遂に、「今までどんな練習してきましたか?」と先生。

もちろんテンポは落とすし、スラーも取って分解したり。
練習できない日でもその部分だけ練習したり、ベストを尽くしたのですけど。

特訓の始まり。泥沼に入ったような時間。
左肘の使い方にも問題ありとのこと。
小指、薬指のアーチも崩れている。
ポジション移動を復習。

インテンポでクリアできるはいつの日か?
逆上がりや、跳び箱が飛べなかった小学生時代を思い出す。
それらは終に出来ないまま今日に至る。
(腕の力が虚弱だということを再認識)

とにかく、まだまだ練習してみます。

trioのスラースタッカートも音がカスレがち。
ものすごく苦手。
弓の持ち方を再チェック。
浅すぎると言われたのですが、小指が短いので深く持ちにくい。
深い派と浅い派があるようですが、先生は深い派推奨。
ワタシ的には混乱するので、どちらも試して音が出る方に決めたいと思います。

ある程度まで弾けるようになって、その後の壁が厚すぎるこのメヌエット。

いつまで経っても思うように弾けない・・・
指が短いから弓を深く持てない・・・とかイラついてましたが、
そんなことはチワワの屁(byもも日記さん)いえ、ねずみの屁

こうして元気で新年早々チェロが弾ける有難さ。

たとえ、うまく弾けないままに体が衰えてもそれも良し、というくらいの懐の深さで生きていきますぜ!