熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ファミリーコンサート

2006年07月31日 | コンサート


母のお伴でコバケンさんの夏休み名曲コンサートへ。
今月3回目のシンフォニーホールだわサ。

母はかつて第九の市民コーラスにはまっていて、コバケンさんの指揮で歌ったこともあるのだ。
それに亡き父と何度かこういう親しみやすいコンサートに来たそうだ。
会場は超満席でクラシックのコンサートにしては熱気が満ちていた。
ブラボーの声はもちろん、「3階も見てくださ~い!」という観客の叫びも。
このコンサートでは、皆さん、どしどし声をかけて下さいとのことだった。
コバケンさんの熱気に、煽り煽られって感じ。
オケに「ちょっとココお願いします」と鼻歌と演奏まじりのトークが絶妙でした。
指揮して、しゃべって、ピアノ伴奏してと八面六臂のコバケンさん。
最後はラヴェルのボレロでしめるのが恒例だそうだけど、
「題名のない音楽会」でボレロの聴き方を見たのでよくわかった。
ワタシの場合わかったのは、聴き方より見方。
管楽器のカタログみたいにして見てましたわ。

それと当然目が行くのはチェロ。延々ピッチカートが続く。
やっとやーーっと弓を持った時には拍手したくなりましたよ。
指はだいじょうぶですか?

実は今回、注目の的はMY2代目先生!
チェロ歴半年のワタシを「めっちゃうまい!めっちゃきれい!」と褒めちぎって下さった、
(体に負担が少ないという)独特な弓の持ち方を教えようとして下さった、
とってもお若く可愛くて、いたずらっぽい笑顔が印象的な先生。

演奏中のオケの中で偶然彼女を発見して、驚いたのであります。
メンバーなのかどうかよくわかりません。
教室を辞められて1年あまり、いや~お久しぶり!
黒いドレスで女っぽくなられ、真剣そのもの歯を食いしばって弾いておられた。
小柄で華奢な先生がんばってますねぇ。メチャ美人だしこれからもどうぞご活躍を!

夜は、珍しいことに教育テレビで大阪フィルハーモニカーの特集があった。
(こないだ、チェロコンチェルトの定演行ったもんね。)
フォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」を聴いた。
この中のシチリアーノは昼間コバケンさんの伴奏でフルート演奏を聴いた。
フルートの曲と思っていたら、元々チェロの曲なのね。
この曲は遠い将来是非トライしたい!弾けるようにならなくてもトライしたい!

2時間もチェロの練習したし、暑かったけど音楽三昧の日曜だった。