熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

初録画

2006年07月29日 | チェロ

今年の梅雨は長かったー!

梅雨明け直前、前にも書いた姪妹が一人で遊びに来た。
お正月以来。
お年頃で、友達やボーイフレンドと遊べる楽しい夏休みなのだけど、
自分んちのようにこちらに滞在するのも忘れない。
おばあちゃんとも仲良しだし。
かわいいヤツじゃ。

生チェロ、彼女も大喜びだった。
一緒にチェロで大盛り上がり。
ラルゴを弾くところを動画で撮ってくれた。
今のデジカメの動画ってずいぶん大きくきれいになってるのね。
154MBにもなってたけど。
自分がチェロを弾いているのを初めて見た!
構えも思ったよりマトモやん。
何より、こんなに嬉しそうにチェロを弾く人の映像は見たことないぞ。
カメラ目線になっては、ニタッ!
無意識に弓を大きく振り上げたところで終わっていた。
お~、おもしろすぎる。
映像を見てもっと落ち込むかと思ったけど。

姪妹はいつも真剣に聴いてコメントしてくれる。
どうして初心者っぽい音なのか、と熱心に観察していた。
同じ音がきれいに続かない、音程も音色もフラフラしてる・・・
右手がゆらゆらしてるのは重々承知です。
ワタシが気になったのはいわゆる棒弾き。
こんなに味気ないとはね。

それから、
「こんな音を出したいって、いつもイメージしなきゃだめだよ!」だって。
付点のリズムも時々おかしくなっているらしい。
これは自覚がないのよね~。

いつもながら、音楽的感度の違いに唖然とするばかり。
でも、こうして興味持ってもらうだけでもご機嫌な叔母です。

夕べの新聞コラムで読んだんだけど、
ユングによれば、
自足した老賢人として生涯を全うするには、これまでの人生で気づかなかった
影の部分を発展させることが望ましい、だってさ。

レベルを問われなかったら、音楽的に発展しているのは確かよね。
そういえばブログも1年半過ぎた。
音楽と国語は子供のころから大、大嫌いな科目で、影というか闇ですな。
こうして白日の下に晒すことになろうとは自分でも驚き。
これからもボチボチがんばろう。

追記~お詫び:関西地方は梅雨明けまだでした。昨日入道雲見て勝手に決めてました。