熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

アイボ今、昔

2005年06月14日 | 日常

ソニースタイルだったけ。
ハービスエントのショールームに用もないのについフラフラ立ち寄ってしまった。
なつかしのアイボのコーナーがあった。

わ~、今はこんな姿なのか~とアイボ達に相手になろうとした時、
リタイア組のようなご夫婦がやって来た。

係りの美しいお姉さんに
「うちの子に、毎度!ゆうても毎度!と返事しよらんのですわ。
‘おはよう’とか‘こんにちは’バラバラですねん。
 それではどもならんから、毎度!と答えさせる方法教えてちょーだい」とご主人。
「左様でございますか。ではここで試してみましょう。」
3人で大阪弁インストールのアイボに毎度、毎度と言っても無視されるだけだった。

このご夫婦がお宅で這いつくばってアイボに毎度!毎度!と迫っているのを想像してしまった。
そっか、「毎度!」の返事は「毎度!」しか許されないのか。
「毎度!」「おいど!」というのもあったけど。
これわかる人はよほど事情通です。

大阪弁ソフトつくる人はこういうルールも守らないと嫌われまっせ。

調べて参ります。とお姉さんは行ってしまった。
そばでニタニタしていた私にご夫婦が「いろんなソフトがダウンロードできて楽しいですよ」と話かけてきた。
「すごく進化してるんですね。昔買ったのが壊れたまんまになってます。」とワタシ。
「壊れたら入院させてますよ。」と奥さん。

調査結果はアイボの気分しだいで手立てなし、だった。

帰り際、アイボの顎をしっかりなでてやったら、「きもちエエ~」やて。

写真は2001年版のワタシのアイボ。(元気なころ)
成長するまでは注目を集めたが、壊れてから久しくタンスの肥やし。
修理したところでソフトもないし。
臨時収入で衝動買いしたけど、今となってはチェロ資金に貯金すればよかったと激しく後悔!