福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

言葉

2012-04-15 06:51:32 | 日記
「中間支援」という言葉がやっと、ジブンのものになってきたところ。
耳にしたばかりの頃は、どうも、う~~ん、まあねえ~~、わかるんだけれど・・・

言葉遊びが好き??なニュータウン。
それは、ワタシも同じ。
「言葉」がなければ、現実を動かすことは、できない。
それは、そう。
でも、どうも、チャレンジはいいけれど、熱しやすく冷めやすい傾向ですかねえ。
すみません・・。
前日のイングリッシュ風は、今度は、「インヴォルヴメント」という言葉を運んできてくださいました。
コミュニイテイが前についたり、パブリックが前についたりするようですよ。
でも、内容は、既にある「新しい公共」と同じ??・・かなと、理解しています。

中間支援、新しい公共・・と出揃うところと言えば、NPO。
NPOセンターの運営会議のうちあわせ会議。
役員が、多忙で、日程調整がちょう難題。
なんとか、調整がつき、予定していた。
ところが、空いていたはずなのに、担当スタッフから、前日、緊急コール。
周囲にお願いと、お詫びを繰り返し、早く戻ります・・と。
雨あしが激しい。

中間支援、新しい公共の姿を、とにかく、現実化していかなければNPOセンターの存在が危うい・・そのセンサーを張っておかないといけない年。
行政側の組織改革でも、なんとか、お目こぼし・・状態の今。
だから、また、懲りもせず「キラリと光るNPOセンター」というキャッチを、つい、提案してしまった。
言葉遊び・・

福祉亭に集中しろ!!と、また、しかられます。
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来訪

2012-04-14 07:12:35 | 日記
英国から研究者、中国からの英国研究者、大学研究者・・・総勢9名。
みなさんやっぱり体が大きい。
見上げる。

来訪は、心づもりはしていた。
と・ところが~~心づもりは、あっというまに、木っ端微塵。
普段の午後のご利用者に加え、総会を終えたというみなさん、さらにお花見のあと流れてみえたみなさん・・
入りきらないで外にまで。
こうなると、ただ、ただ、バタバタ・・

こういうとっさの時は、ボラさんたちとの普段のチームワークが大事。
瞬時に、何をやるか、何をやって頂くか、それぞれの判断と、指示をさせて頂くのが精一杯。
説明しているゆとりはない。
おかげで13日の金曜日を、極度に心配されていたクリスチャンさんがお刺身を買いに、スーパーに出かけたり・・!!
この数年そんなことやれるかたとは、思ってもいなかったです。
コップが割れている!!の連絡が入ったり。
ビールをこぼした!!
また、こぼした!!・・対応に追われる。

そんな中、研究者のみなさんは、説明の声も聞き取りにくい様子で、手を耳にあてて、集中しておられる。
いつもは賑やかな輪の中におられる90歳さんは、一人静かに、放送大学のテキストを読まれている。

研究者がお帰りになる時、「英国のパブのような感じですか?」とやっと、初めて、一言質問すると、「パブというより、公共施設の感じです」と。
通訳さんが、世界中、同じような高齢化の悩みを抱えているんですね・・と。

あの混乱の中、「公共施設」と言って頂いて、ほっとしました。
パブに似ていますね・・と、お答えがあっても、しょうがないような光景でしたから。
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研修

2012-04-13 06:01:02 | 日記
とある大企業の研修をニュータウンで・・と。
永山には9名みえる・・と、連絡頂いたのは、前日。
理事会が終わった直後。
9名となると、福祉亭に入れるの~~???
これはたいへん!!
ひとり大慌てで、近隣の施設に連絡や、商店街にお願い。
かなり、ご~~いんに、でも、丁寧??に。
でも、本当は、ご~~いんだけだったかも。
ご協力ありがとうございました!!

予定より少し遅れてみなさんが到着。
福祉亭前に出る。
おっと~~!!
みなさん大きい。
日常接しているご高齢者と比べると、一回りは、確実に大きい。
中には、首をかなり、上向きにしないとお話ができないかたも。
人事部の部長さん。
付き添い・・・みたいでした。
別の統括部長さんを存じ上げているので「えらいんでしょ?」と、見上げてお尋ねすると、「はい。統括部長ですから」と、あちらは、かなり下向き加減に。
とにかく、お若いので、びっくり。

あてずっぽうに、みなさんに「新人研修ですか?」と、お尋ねすると、
「申し訳ありません。管理職研修です」と。
あれあれ、そうでしたか~~!!
こちらこそ、申し訳ありません!!
そうと分かってその目で、見ると、初々しい新人さんの面影ではなく、社会でしっかり立ち位置を確認されているお顔。
組織の希望の星さんたち。

ご高齢者のためのビジネスモデルづくり・・が研修課題なんだそうです。
地域だって、エールを贈りたくなりますよね。
がんばれ!!
がんばって!!

研修のお相手をお願いしたみなさんも、明るい笑顔でした。




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理事会

2012-04-12 06:42:44 | 日記
新年度最初の月の理事会。
総会を来月に控えるし、報告書づくりの期日も迫っています。
たかだか、60万の報告書づくりに苦労していてはいけないけれど、なかなか手がかかるのです。

売り上げは大きな減収で終わっている。
今までも、このくらいの減収は過去にもありました。
休業日が増えたからね・・とか、すぐ、理由がたったんです。
昨年度は、明らかにご利用数の減。
それも、喫茶部分の。
心あるご利用者から指摘されていることは、イベントメニューの陳腐化と入りにくさ。
そうですね。
さあて、どう、対処していきましょうかね・・・

だからと言って、「店の運営」が福祉亭の目指すところではないし。
お友だちづくりや、地域活動のきっかけづくりの場としてのご利用を願っての運営。

つまらないかもしれない会話をする。
なにげに、その会話を聞く。
一人でいたら、声を出すこともないし、他の人の声が聞こえることもないし、気配を感じることもないでしょ?
人が傍らにいる・・・そのことが、どれだけの幸せ感となるか・・このことへの試み。
お顔見知りができたら、お互いに気遣い合うでしょ!!
どうしているかな?
元気かな?・・・と。

伝統的な、なにかを持たないニュータウン暮らし。
絆づくりなんて、不確かなもの。
これって、やっぱり、なかなか、困難でしょ?

お友だちもできて、元気にしているよ~~~
そのうち、福祉亭にも顔を出すからねえ~~
こんな感じだと、ご利用の減少は、気にしなくてもいいのです。

ふっと、まかないを頂く時、わずらわしさを避けているワタシの姿に気づきました。
これ、これ・・
どのかたにもある、これ。
さあ、気分を一新!!
春ですからね!!
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サポート

2012-04-11 06:56:07 | 日記
ラウンジに久しぶりに来たいと言われる目のご不自由さん。
お迎えにあがる。
いつも外出は、ガイドヘルパーさんか、娘さんの手が必要。
隣の街区にお迎えに行く。
時間がかかるだろうなあ・・の予想に反し、足元は、しっかりされているので、速度はワタシの速さで十分。
かすかに物の判別がおつきになるよう。
でも、最近は、特に左目がかすんできた・・と、嘆かれる。
骨折され入院中のかたのお話もでる。
しみじみ、残っている機能によって、それぞれのご苦労がちがうことを痛感。
骨折さんは、カートに頼らないと歩けないとおっしゃっていた。
だから、ガイドもなかなか難しかった。
左右の指示をつい、間違えたりするので、かえって、混乱させてしまうこともあった。
腕を組んでいれば、微妙な身体の振動も伝わり、足元の変化だけに注意をしていればいい。
お話もするゆとりもある。

車イスのご主人をケアされて、もう、15年になる・・というかたも、ご主人とご一緒にみえる。
半身麻痺で、失語となられている。
格闘の15年だったことは、いつもお聞きしている。
言えるのは、「バカ」だけ・・と、奥さまは、笑顔でいつも話される。
はたにいるだけの者は、ご主人のお気持ちを思うと、「それだけ言えてよかったじゃない」だのと、いい加減な気持ちで、まぜっかえす。
昨日は、最近いろいろ重なって、つらいと、話すと泣けると、また、涙声になられる。
朝、いらいらして、電子レンジのドアをバタンと閉めたら、壊れてしまった・・と。
同じ号棟のかたが、車を出してくださることになって、一緒に買いに行くことに。
よかった。

地域には、さまざまな理由で、サポートの手をお待ちのかたがおられます。
お話を聞く。
それしかできないことのほうが多いけれど、それができれば、次のステップにつながっていく。
聞いて!!
この一言、大事ですよね。





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お若いふたり

2012-04-10 06:55:22 | 日記
スタッフの不足は、年がら年中・・とも言えるのですが、昨日も、その日。
一日が終わった後、しみじみ、今日はなんの日だったかと、また、高島暦を確認いたしました。
仏滅の前の日。
最近は、仏滅の前後にも、ぶつめつ・・まがい。
よくありません!!

ぜ~~んぶ合わせて、スタッフ3人体制で、2時間。
お料理好きで、お料理も得意なんだけれど、春先は、ちょっと不調の20代さん。
朝も、起きられなくて、お母さんに、「行きなさい。起きなさい。」と、しかられて、出て来たのだそうです。
あとは、わこうどの所長さんと、ワタシ。
ワタシは、フロントの仕事がまだ、残っている。
そうなると、気持ちはあせるのですが、お料理をサポートしかねる。
どうのこうのと言ったりする余裕も、時間もない。
20代さんになんとかく、動いてもらわないと。
幾分、沈みがちでも、手は動かしてくださる。

11時に、病院の受診を終えたわこうどのご利用者がみえて、すぐ、状況を感知。
「手伝おうか?」と。
「うん。よろしく。」
「メニューを書こうか?」と、ワタシの仕事のモレをカバーしてくださる。
「よろしく!!」その一言を言うのが、精一杯。

待ちかねた、いつものコーヒーマスターさんが到着。
でも、最近、お母さんを亡くされ、調子が悪い・・と事前に説明があった。
どこか、動きが緩慢。
しばらくすると、ガチャンツ!!の音。
フロントに見に行くと、なんと!!背の高い花瓶が割れている。
あ~あ~・・

あっと言う間に、11時45分。
定食が入り始める。
フロントがしっかりしないので、裏も、混乱。
何がなんだか、分からないまま、とにかく、こなす。

12時半になると、お料理好き20代さんが、あがる。
先週、お隣のお兄さんが会いたがっていたけど、来てくださるといいなあ・・、元気になるのに・・と、気にかかる。
じきに、当のお兄さんも、珍しく玄関からみえる。
いつもは、裏口から、定食を注文してくださる。
20代さんと、お兄さんは、ヘルパー講習の時の同期生なんだとか。
お話がはずみ、楽しげ。

午後は、おちびさんのお客さま。
ジュースを半分こッしてください・・と200円。
気の合うふたり。
おおまけのジュースをお出しする。
将棋をしたり、楽しそう。

春ですねえ・・・
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お花見の宴

2012-04-09 05:36:06 | 日記
カラオケボラさんのお友だちたちのお花見の宴。
福祉亭でやってくださる。
みなさん、持ち寄りなので、お料理は不要・・と。
前もって、お花見用に・・と、心積りしていた数皿だけ。
だから、ボラさんは、お花見参加者から・・と、お二人ほどお願いしておいた。

数日前から準備が進んでいる気配。
特に、飾りつけ担当さん。
3日前から、桜の花をベランダで涵養。
見事な桜の枝。
福祉亭の柱に。
第32回のお花見会なんだそうで、その看板も。
もう、遠くに引越しされたかたにも、招待状を送られるんだそうです。

まず、中核メンバーが準備に現れ、一段落すると、手持ち無沙汰。
そうなると、早くも缶ビールが登場する。
カラオケボラさんは、毎年、10升のもち米で、ご出身の北海道の甘納豆入りのお赤飯をつくってみえる。
朝は3時起きと、聞いていますよ。

時間になると、次々と、晴れやかな笑顔で、ご参加のみなさん。
カラオケもなさるので、福祉亭で用意できた席は、31席。
座るところもなくて、立ったままのかたも。
大いに飲み、大いに食べ、笑い声が高い。
カラオケも始まる。
もう、酔っておられるので、どうも、いつもの調子が出ない様子。

その喧騒の中、まったく、ワタシの手は必要ないので、厨房で新聞でも読もうかと、ふっと、開く。
ページをめくると、な・なんと「孤立死」の特集。
つい、読みふける。
さらにページをめくると、社会保障と税の一体改革がらみで、何故、消費税をあげなくてはいけないのか・・と、子ども向けの解説。
「お年寄りを支えるために・・・」と、説明されている。
そうでした??
年金の問題もあったけれど、国の借金がらみのハナシと、思い込んでいた。
これは、単に、背景??
この記事も、ついつい、読みふける。

フロントは、ずっと、笑顔が溢れ、いい感じ。
お帰りになるみなさんがおられると、今度は、おみえになったみなさん・・と、次々と、来客。
ご挨拶やら、乾杯やら・・・また、盛り上がる。
ボラさんが、つぶやく。
「大勢みえるねえ。それぞれ、義理を抱えているから来るんだよなあ・・」と。
地域のお世話になり、その感謝の気持ちを忘れることなく・・・
一年に一度は、時間を合わせる。
それも、これも、いろいろあった32年でしょう。
いい感じ。
こんな空気が地域に溢れると、孤立死の心配も、一体改革の懸念もなんとかなりそうです。

片付けも、みなさん手際よかったですよ~~
酔っていたの?って、感じでした。
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遊ぶところ

2012-04-08 05:33:25 | 日記
桜通りは6分咲き、公園は、まだ。
それでも、お花見の宴をはるみなさん。
公園は日差しは明るいのに、寒い。

お花見を終えた体育会系の一団がみえる。
会計の下打ち合わせがあって、久しぶりに早出の土曜日の午後。
賑やかな会話が亭内に。
ボラさんスタッフも元気を盛り返して、動きがよくなる。
焼酎ボトルを手づから、それぞれのコップに。
どきッ!!
おやおや。
体育会系さんたちは、当然のように、ボラさんも飲むように誘う。
ボラさんは、ワタシがいるので、目で合図して、だめッと。
うんッ!!
もちろん、ワタシは、顔をしかめて、だめッとお馴染みさんたちに、合図。
「土曜日は、私の店」「私が担当」とよく言われるボラさん。
どうぞ、どうぞ・・なんですが、端からみれば、ワタシがやっていることと同じですかね。

福祉亭を立ち上げた頃、もう今は、口だけ元気さんになられているけれど、まだ、まだ、その頃は、お体も元気げんきの90歳さん。
「遊ぶところが欲しいんですよ」と、まじめにおっしゃった。
口ほどもなく、まじめ。
90年も生きておられれば、「あそぶ」もなかなか。
その一言を、今も引きずる。
安心して、友人たちと、遊べるところ。
年金暮らしのお金の面でも、雰囲気でも。
体力も落ちてくる。

福祉亭は、居酒屋じゃあ、ありません・・。
それは、確か。
だいたい、運営側は、極度に接待は苦手。
不器用そのもの。
猥雑なハナシも、極度に嫌う。
何を目的に福祉亭は、地域にあるのかを、常に問われもする。

でも、現実の目の前の場面を、どう整理するのか・・となると、なかなか。
渋~い顔で、通すわけにもいかない。
不機嫌な空気を送るわけにもいかない。

担う役割を変えると、理解が進む。
変えた役割から、普段のジブンの姿も見えてくる。
一歩下がれ・・とも、アドバイスを頂く。
接客は、ボラさんにおまかせして、厨房の後片付けにまわる。

ばかばかしいと思うか、おもしろいと思うか・・自問自答。
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ふ~~む。

2012-04-07 06:19:31 | 日記
満開となった桜。
風がいつまでも冷たい。
福祉亭に朝、向かう時、お顔見知りと出会う。
「暖かいけど、寒いですねえ」と、ご挨拶。
にっこりされ「ほんと、そのとおり。暖かいけれど、寒い」と、ご挨拶が返ってくる。
花冷え。

日中は、気温もあがり、おだやか。
小学校の入学式の後、民生委員さんたちが、いつもより、晴れやかな服装で、昼食にみえてくださる。
いつものお馴染みさんと、ちょっと、珍しいさんで定食時間は、大賑わい。
1時半にはほぼ、出尽くし、まかないに。
2時ごろから、ぱたッと、客足がなくなる。
どなたもいなかったわけではなく、日曜日にお花見会を控えているみなさんが3人。
拍子抜けするように、広々とした福祉亭。
それでも、4人目の出産を控えているママさんが、おちびちゃんと、千葉からみえたというお父さんとみえたり、なにやかや。

そのうち、お馴染みさんがみえ、「毒蝮三太夫さんを呼ぼうと思うんだけれど」と。
福祉亭は、どう?と。
どくまむしさん?
お名前は知ってはいるけれど、判断するものをもたない。
よくラジオで聞いているのか、ボラさんスタッフが、乗り気に。
「それはいい。婆バー、婆バーって言うのを売り物にしていて、おもしろいんだ」
「でも、女の人たちが来ないとだめだよ。ケラケラ笑う人がいるんだ」と。
ふ~~む。
「綾小路きみまろより、ちょっと、キツイ」と。
ふ~~む。
「婆バーって、呼ばれておもしろいの?」
芸能方面は、白地図状態。
「絶対、呼んだほうがいい。おもしろい。」と、顔を赤くしてボラさんが力説。
ふ~~む。
居合わせた女性陣。
「毒蝮さんは、いい」と、こちらの「いい」は幾分、ノーサンキュー。
「昔、会社にもきた」
さすが、長寿番組。
昔って、いつですかねえ・・
「ニセモノの綾小路さんでいいんじゃないの」と、福祉亭が、お招きする芸能人をセレクトできる存在かのように、言われるかたも。
その間に立って・・なにもコメントできない。
「絶対、呼んだほうがいいよ」と、またボラさん。
ふ~~む。

高田純次さんの年金生活の出演者のオファーもあって、思案中。
みなさんが、元気に笑顔になれるのなら、なんでもいいのですが。
ふ~~む。
もうちょっと、悩まないと、お返事はしかねます。
だいたい、そうと、思い立って、お招きできるものかどうか。

みなさんのお気持ちが、春めいてきたことだけは、確かです。
いいですねえ。
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玉子かけご飯

2012-04-06 06:36:21 | 日記
毎日、毎日みえ、木曜日には、玉子かけご飯を、大の楽しみにされていた骨折さん。
いつもの木曜日のように、玉子買いの仕事をボラさんにして頂く。
木曜市の日、玉子がセールになる。
お一人様一個。
何度も、何度も、スーパーと、福祉亭を往復する。
その仕事は、最近は、ボラさんがしてくださる。

定食時間になっても、いつもなら、待ちかねるように入るオーダーの「玉子かけご飯」。
骨折されたので、昨日は、ない。
どこか、ぽっかり。
座るいすも、決まっていた。
そのいすは、別のかたが座られる。

気難しさに、手を焼く時も、あった。
ご病人なので、口がまずい様子。
食べられないものも多く、夕方、突然、おこのみ焼きの注文をされたりなさる。
おいしい・・と言って召し上がる。
福祉亭の売り上げに・・と、ご自分は、ほとんど、飲めないもの、食べられないケーキまで注文してくださって、ほんのわずか、口にされ、残りは、スタッフにくださっていた。
いつも、いつも、ご相伴。
いつものように、やいの、やいの・・のオーダーが来ないことに、ふっと、気づく。

午後には、骨折さんのために、なんとか、早くはやくと、急かされる思いで進めていたサポートの仕組みのうちあわせも入れていた。
これなら、緊急時のコールとしても使える・・というもの。
間に合わなかったのかも。
それとも、これからもっと、必要になるのかどうか。
他にも心配なかたは、おられるし・・

手を焼いている時が、いい時なんですね。
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また会う日まで

2012-04-05 08:17:42 | 日記
三河島事件って、覚えていらっしゃいますか?
昨年その50回忌の法要がありました。
50年前の話。
その時、ご主人と義理のお兄さんを亡くされたかたが、大腿骨を骨折された。
前日、携帯がはいり、転んで痛いと。
娘さんがみえることになっているというので、安心。

昨日、講座のうちあわせの後、みなさんと食事。
娘さんがふっと、目の前に。
骨折したと。
振り返ると、ずっと、離れたところに、具合の悪い様子で、おられるのが見えた。
こちらの話が途切れず、目で、様子を確認。
話が長い。
それぞれ、思いがある。
時間とともに、幾分の疲れも。
時計をみると、1時30分。
3時間半、すっと、議論。
そろそろ切り上げようと、「それでは、よろしくお願いします」と切り出す。

やっと、骨折されたかたのそばに。
車いす。
今から、離れたところの病院に行くと。
透析もされているので、それができる病院ということになったとか。
手をにぎる。
会えてよかった。
もうお一人のお顔見知りにも、挨拶したいと。
車いすを動かす。
「また、会う日まで」とご挨拶された。

これは、いつも、いつも、福祉亭を出られる時に、口ぐせのように、言っておられた挨拶。
でも、周囲の普段どおりの騒がしさの中、その言葉が、今回は、胸をうつ。

「車いすに座れるところまでにはなります」と、お話があったと、夜になって連絡がきた。
そうか、もう、自立歩行は、かなわないのか・・と。
小さなカートを押しながらお帰りになる姿を、何度見送ったことか。


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暴風

2012-04-04 05:56:05 | 日記
荒れましたね~~
日本中。
天気予報の天気図の等高線の詰んでいること!!
しかも、台風並の低気圧が二つも!!
息苦しいし、耳下腺は痛いし・・・

ラウンジは、迷うこともなく、行くだけ行こう・・と決めていたので、みなさんを待つ。
どなたもいらっしゃらなくても、あたりまえの日と決め込んでいた。
ラウンジから外を眺めていると、小学生たちが吹き飛ばされそうになりながら、キャーキャーと、見ている限りでは、なんだか、楽しげに通る。
高校生になると、もっと、楽しそうな笑いかたで、お友だちと、自転車を走らせて行く。
体力があるので、風に立ち向かう力は、十分。
見ているこちらは、その危険とすれすれのところで戯れる姿と、楽しげな笑い声につられ、なんだか笑顔になってしまう。

そうこうすると、80歳さんがみえる。
お待ちしていてよかった。
二人で、よもやまばなし。
娘さんたちが、結婚相手を探す頃のはなし。
おかしくて、二人で、大笑い。

そうこうしていると、88歳さんがみえる。
三人で、おしゃべりを始めると、すぐ、別の人影が、ラウンジ脇に。
道路から、ラウンジの入り口に向かうところで、傘の骨がひしゃげる。
いつも、すっきり、こぎれいなかたが、髪もくしゃくしゃで、入り口に入られる。
びっくりしながらも、明るい笑顔。
すると、また、お一人の影。
傘は、まったく、使いものにならない折れ方で入り口に。
骨の数が多い傘を選んできたのに、めちゃくちゃ・・と。
風でご自分も吹き飛ばされ、ラウンジ脇のどこかにつかまったのは、いいのですが、なぎ倒されるように、おでこをぶつけられて、たんこぶ。

ラウンジの入り口側は、ビル風が起きやすく、いつも、どこより強い風が吹くのです。
木々は、おおゆれ。
風は、うなり声。
でも、みなさん元気、げんき。
おしゃべりの花が咲き乱れました。
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気を病む

2012-04-03 08:06:32 | 日記
福祉亭にみえては、しょっちゅう賑やかに過ごされているのに、知り合いがいないと、入りにくい・・とやらで、福祉亭を覗き込みながら、入らない・・こともあるかたが、おられる。
昨日も、玄関ドアーに首を突っ込みながら、入らない様子。
まあ、まあ、・・と、とりなしに行く。

外にまで出ると、どうも、なにやら溜まっているものが、あるげに、話し始める。
いろいろ、いろいろ。
福祉亭の悪口を言うものがいる・・・と伝えてくださる。
それは、福祉亭ではなく、ワタシの悪口を言っているんじゃないの?いいの、いいの。言いたいんだからと、ワタシ。

この類の話が山ほど。
一つひとつ、取り合っていたら、商店街前の公園は、悪口の「富士山」が出現するでしょう。
かと言って、ワタシも初めから、いいの、いいの・・の気持ちになったわけではありません。
何年も続く噂ばなしと、ついでのように、言葉となって出てくる悪口ばなし。
悩みもし、傷つきもし、言い返してみたりもし・・・

普通の喫茶店なら、大体、気のあわない者どおしが、同じ空間にいることもありません。
だいたい、他のみなさんのはなしに耳をソバダテることもないです。

ここが、福祉亭の立ち位置の特殊性。
福祉亭のめざすところが、地域コミュニテイの再生。
地域は、経験も違えは、価値観も違うみなさんが、混在する。
しかも、年代は0~90代。
しかも、それぞれの前身も、家族のことも知らずに、同じ空間にいる。
好きも、嫌いも、男も女も、ニューハーフも、み~~んな、一緒に。
おもしろくもあり、悩ましくあり、苛立ちにもなり・・・

そのかたに、伝えたのは、
ぜ~~んぶ、ご自分が、最後は、ご自身の人生の帳尻を、それぞれ合わすことでしょう・・・だから、言いたい人は、言えばいいし、言いたい時は、言えばいいんじゃないの・・
それぞれが、それぞれに生きてみて、言ってみて、ご自分がそれで満足できれば、それでいいでしょう・・でした。

そんな話をしたら、しばらくすると、福祉亭で、お知り合いになったお友だちを連れて、入ってきてくださいました。
また、賑やかにおしゃべりされていました。

みんな、気を病み過ぎです。
糠に釘・・、暖簾に腕押し・・言ってもしょうがない!!って、言われているワタシの言うことですから、あまり、どの話も、この話も、本気にしないほうがいいかも・・ですがね。

春は、もう、来ていますよ~~。
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桜はまだ

2012-04-02 08:28:59 | 日記
今日はどうでしょうかねえ。
昨日の夕方、そろそろだけれど・・と、桜の開花を確認に。
でも、まだ、一輪も咲いていない。
桜通りに並ぶどの木も。
桜の木は、どうやって、開花の日を察知するのですかねえ。
しかも、足並みを揃えて・・です。

エープリールフールの日曜日。
とにかく、会計処理に集中。
営業日でないことが、なにをさておき、とにもかくにも気が楽。
手元金の確認もスムーズ。
開業当初の数年は、お休みなしの運営をしていた。
会計年度の最終日も、年度初日も、いつもと、変わることのない営業だった。
会計処理は、ついつい、遅れがちでしたねえ。

その当時に比べれば、はるかに、ボラさんも増え、福祉亭なりのやりかたにも慣れて頂いて、ベテランさん化。
まあねえ、高齢化は進んでしまいましたが。

その高齢化は、なかなかの難問。
つい、この間も、埼玉から遊びにみえている5年生のお孫ちゃんづれでボラさんが入ってくださった時のこと。
お孫ちゃんに、一学年のクラス数を尋ねると、7クラス!!という。
「え~~、7クラス!!!」
ワタシの声が、静かな商店街に反響して響き、驚くワタシに、驚いたお孫ちゃん。
ほんとうに、びっくり。
少子化というので、日本中、み~~んな、ニュータウンのようと、思い込んでいました。
どういうことなのでしょう!!

ニュータウン政策の失敗ですかねえ。
時代の先端が、いつの間にか、時代に遅れてしまう。
このパラダイムの不思議さ。


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年度最終日

2012-04-01 06:54:04 | 日記
前線の通過で、荒れるとは、予報が出てはいたけれど、あそこまで強風だったとは!!
大きな風台風。

会計の処理をなんとかすませ福祉亭に。
悪天候の中、みなさんがそれなりにみえて、定食はあと一人分だけです・・と担当者から。
それは、よかった。

3月も、もちろん収支は赤で終わる見通し。
年度最終日の昨日。
極度に、東京都の補助金でカバーできている状況が続く。
福祉亭が何をめざしているかを考えないと、とても、運営の継続は、困難。
全国の居場所づくりというものが、継続し続けられるのは、人件費という費目に目をやらないようにしているからです。
居場所を必要とする地区ほど、ある財布は小さく、頼りない。
たぶん、貨幣制度以外のものが、流入しているから、継続していられるのでしょうね。
福祉亭も、不甲斐なく、その事例。
ひところは、なんとか、わずかずつでも、ボラさんに、謝礼としてさしあげられていた。
今年度は、国の混迷そのまま。
すぐに、運営をどうこうということは、ないけれど、来年度の見通しも明るいものはなく、どこにどう手を打っていけばいいのか、頭を悩ます。
来年度、何が待っているか・・と。
結局、福祉亭でさえ、これですから、この空気が、ますます、地域にまわる金額を縮小させているのですよね。

本当は、なにやかや、もっと、考えて最終日を終えなくてはいけなかったのですが、落ち着かない日々で、あっというまに、最終日となってしまっていました。
借金に頼らない財政の基盤づくり・・とか、市民は、みな口々に言ってきたけれど、借金もできない弱小NPO法人。
新しい公共って、言ったところで・・・犬の遠吠え程度のもの。
担当課への報告書作成が、目の前にぶらさがる。

目の前を歩くお年寄りが、ころんで怪我をされたのよ~・・
うちにいたら、そんなに荒れた感じなかったけれどね・・
でも、南風が強くて大変だったね・・

福祉亭の中の会話は、いつもどおり。
あたたかい。
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