福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

遊ぶところ

2012-04-08 05:33:25 | 日記
桜通りは6分咲き、公園は、まだ。
それでも、お花見の宴をはるみなさん。
公園は日差しは明るいのに、寒い。

お花見を終えた体育会系の一団がみえる。
会計の下打ち合わせがあって、久しぶりに早出の土曜日の午後。
賑やかな会話が亭内に。
ボラさんスタッフも元気を盛り返して、動きがよくなる。
焼酎ボトルを手づから、それぞれのコップに。
どきッ!!
おやおや。
体育会系さんたちは、当然のように、ボラさんも飲むように誘う。
ボラさんは、ワタシがいるので、目で合図して、だめッと。
うんッ!!
もちろん、ワタシは、顔をしかめて、だめッとお馴染みさんたちに、合図。
「土曜日は、私の店」「私が担当」とよく言われるボラさん。
どうぞ、どうぞ・・なんですが、端からみれば、ワタシがやっていることと同じですかね。

福祉亭を立ち上げた頃、もう今は、口だけ元気さんになられているけれど、まだ、まだ、その頃は、お体も元気げんきの90歳さん。
「遊ぶところが欲しいんですよ」と、まじめにおっしゃった。
口ほどもなく、まじめ。
90年も生きておられれば、「あそぶ」もなかなか。
その一言を、今も引きずる。
安心して、友人たちと、遊べるところ。
年金暮らしのお金の面でも、雰囲気でも。
体力も落ちてくる。

福祉亭は、居酒屋じゃあ、ありません・・。
それは、確か。
だいたい、運営側は、極度に接待は苦手。
不器用そのもの。
猥雑なハナシも、極度に嫌う。
何を目的に福祉亭は、地域にあるのかを、常に問われもする。

でも、現実の目の前の場面を、どう整理するのか・・となると、なかなか。
渋~い顔で、通すわけにもいかない。
不機嫌な空気を送るわけにもいかない。

担う役割を変えると、理解が進む。
変えた役割から、普段のジブンの姿も見えてくる。
一歩下がれ・・とも、アドバイスを頂く。
接客は、ボラさんにおまかせして、厨房の後片付けにまわる。

ばかばかしいと思うか、おもしろいと思うか・・自問自答。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする