福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

サポート

2012-04-11 06:56:07 | 日記
ラウンジに久しぶりに来たいと言われる目のご不自由さん。
お迎えにあがる。
いつも外出は、ガイドヘルパーさんか、娘さんの手が必要。
隣の街区にお迎えに行く。
時間がかかるだろうなあ・・の予想に反し、足元は、しっかりされているので、速度はワタシの速さで十分。
かすかに物の判別がおつきになるよう。
でも、最近は、特に左目がかすんできた・・と、嘆かれる。
骨折され入院中のかたのお話もでる。
しみじみ、残っている機能によって、それぞれのご苦労がちがうことを痛感。
骨折さんは、カートに頼らないと歩けないとおっしゃっていた。
だから、ガイドもなかなか難しかった。
左右の指示をつい、間違えたりするので、かえって、混乱させてしまうこともあった。
腕を組んでいれば、微妙な身体の振動も伝わり、足元の変化だけに注意をしていればいい。
お話もするゆとりもある。

車イスのご主人をケアされて、もう、15年になる・・というかたも、ご主人とご一緒にみえる。
半身麻痺で、失語となられている。
格闘の15年だったことは、いつもお聞きしている。
言えるのは、「バカ」だけ・・と、奥さまは、笑顔でいつも話される。
はたにいるだけの者は、ご主人のお気持ちを思うと、「それだけ言えてよかったじゃない」だのと、いい加減な気持ちで、まぜっかえす。
昨日は、最近いろいろ重なって、つらいと、話すと泣けると、また、涙声になられる。
朝、いらいらして、電子レンジのドアをバタンと閉めたら、壊れてしまった・・と。
同じ号棟のかたが、車を出してくださることになって、一緒に買いに行くことに。
よかった。

地域には、さまざまな理由で、サポートの手をお待ちのかたがおられます。
お話を聞く。
それしかできないことのほうが多いけれど、それができれば、次のステップにつながっていく。
聞いて!!
この一言、大事ですよね。





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