福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

フードバンク

2023-06-24 05:29:31 | 日記
スーパーの値下げ品コーナーを見ても、ジツに日々発生するフードロス対応の難しさを痛感する。
消費者は、商品がどれだけ新鮮か、値段に見合うものか、瞬時に判断していく。
上のほうにのっている商品から消費者が購入することは、ない。
貪欲な消費者。美味しさは、当たり前。
ちょっとでも良いものを、ちょっとでもお値打ちのものを・・と峻別していく。
そのなんとも否定しきれない消費者行動から外れた生鮮品や賞味期限、消費期限が近づいたものが、善意の手で福祉亭に届く。
手元に届けられたものは、その日のうちに、次ぎの子ども食堂用と、その日のフードパントリー用に当てられる。
それでも、地域の親子さんたちから残る野菜類等がある。
消費者の目を持つ地域のみなさんから、残されるもの。
この一年、それを眺めて過ごしてきた。
近ごろは、その向こうの農家のみなさんの姿や、企業側の様々な姿が、浮かんでくるようになった。
なんとか期待に応えたい・・と言ったような気持が沸く。
一消費者としては、冷蔵庫の不要品は、無造作にごみ箱にいれることは、当たり前になっていた。
その当たり前が、大転換。
なんとか使えるように・・と。
昨日も届けられたニンジンと格闘。
対応する多くの様々な手がなければ、フードロスに対応できない。
DXだの、仮想だの・・の世界で働く手も大事。
でもね・・人間の手が本来的にもっている働きが、社会の下流で力を発揮します。
「食」を支える。これって、すごいことだと思います。いや、思いたいです、やっぱり。








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