笹

七夕が近づいて、短冊が団地の管理事務所から届く。
思わず笹はどうされましたか？と尋ねる。
管理事務所は、なんとか当てがある様子。
地域の諸団体が、笹探しされている。
今までは、小学校跡地や裏山などの笹で手当できていた様子。
跡地も二校解体され、笹探しに苦労されている。
学校の敷地に竹林がある理由に気づかされる。
跡地解体が、伝統行事にこんな影響が出るとは、考えてもみなかった。
福祉亭でも、心当たりを探すお手伝い。
畑仕事をされているかたや、筍を頂くかたに、声をかけてみる。
すると、竹の中でも、孟宗竹では手に負えず、ま竹でないと・・と、それぞれのご意見。
歌に歌われる♪笹の葉サ～～ラサラ・・♪になる竹。細くしなる竹。
多摩丘陵に自生する篠竹ではダメだよ・・と。
そうかあ・・と、跡地→解体→笹探し→七夕行事の行き先・・今まで考えてもみない構図に今更のように気がつく。

そして、今日、公園の立ち枯れが目立つ植栽樹木の伐採の日。
天気予報に反して、梅雨の晴れ間。絶好調の伐採日。
一市民の反対の声なんて、どうってことなく粛々と世の中は、推移していく。
伐採賛成派の喝采日。