沿岸各地域では、マスコミが大きく取り上げ、追悼式をはじめ、さまざまな行事が行われ、
遠野では、市によって追悼の献花・記帳場所が設置され、静かにこの日をむかえた
釜石から戻った私は、先般、遠野にある職業訓練校で竹を短く伐る作業をしていた方々から
遠野の仮設住宅では、この日、キャンドルに灯りをともし、
静かに夜をすごすと聞いており、足を運ぶ
「希望の郷」
おそらく、地元に戻っているであろうお宅の張り紙
留守番のわんこ
法人や学生などのボランティアと住んでいる方々共同で準備したもの
大阪の小学校や地元の方々などから提供されたロウソクにて作成
「希望の郷」にあるサポートセンターには社会福祉協議会の方や地元自治会の方、
ボランティアの方などが、常駐の様子
色も形も大きさも違うものが、寄り添う
静岡の学生ボランティアが住田町内から頂いてきた竹で
灯 3.11
何度となく飢饉を経験してきた遠野
「お互い様」
静岡のボランティアの16歳の女の子とお話できました。うちの娘たちにも見習ってほしいと思いました。ここの仮設も2年ですよね?
11日、はじめて足を運びました。
この日は静岡や神戸、熊本県菊池市などからボランティアの方々が来ており、遠野市社会福祉協議会が常駐しているようでした。
この様子を見て、なぜかほっとするような気持ちとなりました。
仮設は二年という話ですが、神戸でも延長された例があるようなので、延びるのではないでしょうか。
沿岸部には、これから公営住宅が建設されますが、土地の確保、整地、インフラ整備、建物の設計、施工とクリアしなければならないことが山ほどあります。
仮設・みなし仮設に住む人数を考えると、しばらくは遠野に居て頂かなくてはならないのかと思います。
うちに応援に来ていただいた他県の方々も、テレビで見るだけでは本当のことは分からなかったと言ってました。
ガレキ処理にしても、受入れていだだける自治体の町内会の方々と被災地の方々で分別とかの作業を一緒にすれば、お互いの気持ちを分かり合えると思います。
想いだけでは、距離の壁を越えられない。
一度風化が始まると、なかなか止められない。
最近は、そんなことを思ってます。
瓦礫処置で、こんなにも反対の声を聞くと、がっかりしてしまいます。
受け入れ側の町内会代表の方々が現地に来て、その様子を確認されると大丈夫だとわかるようなので、ぜひ、直接足を運んで頂ければと思います。
マスコミでも、安易に瓦礫を埋め立てて低い地盤のかさ上げとか、モミュメントとかと、どこかのお偉いさんの話を流すだけといった無責任な放送は止めてほしいものだと個人的には思っています。
瓦礫処理無くして、復興無しです。