市三陸町で郷土芸能を観た後、道の駅さんりくでお昼でも食べようかと国道45号線に出ようとした瞬間、
ウインカーは自然に右折指示、そのまま北上した先は、
釜石
そうこの日は釜石まつりの最終日、御神輿の還御です。
5、6年前の記憶を辿り、3時頃に魚市場に行列がやって来るだろうと狙いを定め、
隣りに新しく出来た魚河岸テラス周辺を散策しながら、時を待ちます。
お触れの太鼓の音が町中から聞こえてくると、じっとしていられず、一段上の道路へ移動
一行は芸能最後の奉納場所である魚市場に集まりました。
神社に御神輿が戻る内陸部とは異なり、御神輿とはここでお別れ。
最初に南部藩壽松院年行司支配太神楽の奉納です。
南部藩では複数の代官所ごとに修験者が行なう年行司を統括する山伏を定めており、
釜石の場合は大槌代官所エリアに入り、その大槌と宮古の責任者が壽松院になります。
ちなみに遠野は、大徳院です。
続いて、東前の七福神
さらに東前太神楽
町中を歩く行列には八雲、平田等の神楽の他、小川鹿踊も加わりますが、
最後のここでは太神楽と虎舞のみということで、尾崎神社例祭の歴史的な背景がそうさせているのかもしれません。
太神楽に続いて虎舞、錦町
手前の男の子は、虎舞が始まると前に出て行きたいようで、お母さんとバトル、虎になる寸前です。笑
白い虎は只越虎舞
最後は尾崎町虎舞
お囃子を聞くと、これが釜石のお祭り!という気がします。
御神輿が、各芸能に囃し立てられながら、舟に乗ります。
これで、午前・午後と一日で二度美味しい私の郷土芸能三昧も終わりです。笑
郷土芸能と笛吹さんには休みは無さそうですね。
身体が動く内に、行けそうな処までは足を運ぼうと思い始めたここ数年、
飽きないうちは続けたいと思うバカです。笑
神輿のお迎え、お見送りは何度見てもいいですなあ。
釜石にも来てたんですね~!
と、云いながら、当日、やすおさん来てないかなあとキョロキョロしましたよ~笑
以前、釜石まつりに行って、最後は漁港だとわかっていたので、
今回は途中は無理せず、じっくりと行列が来るのを待っていました。
御神輿が船に乗るのは沿岸地域独特なので、私も見ていて感慨深いです。