自称案内所にやってきた友人に、日曜は宮古へ行ってきたと話したら、
毛ガニでなければ、黒森だべ!・・・お前の行く所は「そんなどごぐれだべもの」
(そんなところぐらいだろうから)
その通りでございます!笑
午後1時始りの神楽祭に遠野出発8時半
黒森神社も初めてなら、当然、この神楽堂も初めて、まして、ここで演じる神楽も初めて、
日曜になると早起きする子供と一緒です。笑
12時半、お客さんがだいぶ集まり、準備OKということで早めに始めるとのこと。
早くから行って、それまでの間、何してたの?
新コロでお会いしていなかった方々と旧交を温めていました!笑
さて、神楽祭の始まりです。
神社の名前を冠する黒森神楽さん
松本会長のあいさつから・・・3年ぶりに名調子をお聞きしました!
皆さん、お元気そうでなによりです。 笛の方は、お初です。
まずは打ち鳴らし
顔を見て、音が聞こえただけで、気分は最高~!笑
龍天
二人の胸にある南無黒森大権現の札に目がいきます。
詳しいことはわかりませんが、高天原に降り立った神様の舞とのこと
最初からいい具合にこちらを向いてくれました!笑
途中、桶と笹を持って女神登場
神楽の始まりにふさわしく、舞台を清めているようです。
遠野の神楽には無い「ひねり」のような所作が大好きです!
黒森神楽さんも、新コロの影響を受けて、久しぶりに演じるような前説があったせいか、
後半、珍しくアクシデント
右の舞手と胴の笑顔が、事の次第を物語っております。笑
舞手のHさん、遠野で最初に観た時は、高校生ぐらいだったと記憶しています。
龍天が終わる頃が、ちょうど、当初の開始時間
用意されたイスは埋まり、立ち見の方も。満席は遠野の神楽では、ほぼありえません。
新岩戸
一般的には岩戸開きになります。この黒森神楽さんには3種類の岩戸開きがあり、
同じ場所で数日行う場合、お客さんを飽きさせないように工夫されたものだとのこと。
途中、この方が登場
遠野あたりで云う本岩戸(本開き)に登場する雨鈿女命の舞かと思っていたところ、
どこかで観たような舞・・・
この黒森神社例大祭の湯立神事で行う神子舞を模したものでした。
その神子舞にも興味があったので、ここで見られて感激です!
ちなみに新コロで新しい神子さんのデビューもお預けになっているようです。
伊勢参り
侍の名前は忘れましたが、相方は八ベエ
二人でお伊勢参りに行く様子を演じます。
もしかして南廻り巡業の時に同じ演目があると面白さが半減するので
詳細は見てのお楽しみに!
と、云うことで、ここまで。
虎舞の情報ありがとうございます。しかし5日は残念です。このところ、笛吹さんのブログ数年の愛読から、次第に次第に、虎舞より、古代伝統芸能「神楽」の方に興味が湧いてきている自分が感じます。なんとも幼いころから「人に流されやすい」性格だったと思います。
芸能ごよみより今度の土曜午後2時半頃から笛吹さんもお馴染みの石鳩岡神楽が櫻山で奉納するそうです。
まずはお知らせまでm(__)m
虎舞フェスは早すぎでしたね!
私のブログは遠野の歴史・民俗のなんだり・かんだりのはずでした。
が、続けているうちに「あればり・こればり」の郷土芸能主体に・・・。笑
しし踊りに比べて神楽を取り上げることが多いのは、例祭神事に参加する機会が圧倒的で、撮る回数が多いせいもあります。
市外からお出でになる方々は、しし踊りに惹かれるようです。笑
いずれにしても「遠野物語」を読んだことが無い人には、ご存知のとおりの山中の片田舎にすぎない遠野。何かを発信し続けなければ、埋没してしまいます。笑
情報を頂いた時に、これを逃すと、次のチャンスは無い!との思いで出撃しました。笑
現地には、大償さん、石鳩岡さんのお二人と早池峰神楽や黒森神楽の研究で有名な大先生、遠野からも・・・ということで、新コロ以降、多くの顔見知りの方々に出会え、それもまたうれしい一日となりました。
土曜日、本業もこなしながらということで連ちゃんは・・・。
訂正です。大償ではなく土沢でした!