「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

仲町南部ばやし「岩手県民俗芸能フェスティバル」で舞う

2015-12-06 18:30:01 | 郷土芸能

久しぶりの更新です やっと心の重荷がとれました!

 

9月の遠野まつり本番に参加できなかった私は、不完全燃焼のままでしたが、

その後、12月には上記に参加するけど、どうだ?と云われ、「出たいです!」

と、云ってしまいました・・・

なんと無謀な返事をしたことかと後々後悔

 

縁あって、「南部ばやし」に参加させて頂いているのですが、

子供の頃から郷土芸能に親しんでいる生粋の方々と違い、完全に中年と云われる年代から始め、

尚且つ、年一回の遠野まつり以外には、ほとんど出たことも無く、時は流れる・・・です 笑

 

先月より今回のステージ向けの練習が始まったものの、ろくすっぽ音も鳴らず

(音が鳴らないのは、今回に限ったことではありませんが・・・汗)

それからというもののブログもさることながら仕事に欲を出すことすらできない始末

で、雪の積もった当日を迎え、いざ、盛岡へ

 

大型バス2台とワゴン車?2台に分乗し、岩手県民会館に着くとすぐ、リハーサル

いつもは客席から撮る側にいるので勝手がわかりません 笑

一通り演じるのかと思いきや、立ち位置や音響・小道具の確認程度で終了

全く、心の準備が出来ていません 笑

 

大所帯用に会議室が控室となり、昼食 僅かな休憩後、着替え

落ち着きのない私は、一階の喫煙所へ往復数回 笑

 

そして、大ホールでは、そろそろ開演

雫石町 山祇神楽、一関市 市野々神楽、紫波町二日町鹿踊、岩泉町 救沢念仏剣舞、北上市 飯豊鬼剣舞

という、出演団体だったようです

お祭りでもそうですが、他の団体が、どのようなものなのか見られないと出演者にお聞きしていましたが、

本当に、そのとおりで、最初の雫石町の前半のみを見学

 

間もなく、出演時間です! 笑

 

ステージに上がると出演団体への感謝状贈呈

 

やがて幕が上ります

練習時の緊張感がピークだったのか、思ったより落ち着いています

(音が鳴っているのかどうかは別問題ですが 汗)

 

世話役を含めて70人以上での大移動となるため、市外で演じることは、まず、ありません

 

遠野まつりでは、太鼓、三味線が内ばやしに乗り、その前に笛が付き、前方中央に舞手、その左右に大胴、鼓

という編成で、決まった場所でのみ二演目を数回演じるだけです

 

私が生あるうち、、市外のこのようなステージに立つことは、限りなくゼロ

 

感動に浸りながら、終了後に記念撮影

気持ちが高ぶっていたのか、保存会長をはじめとした上役の方々を入れるのを忘れ、

自分も入るのを忘れていました 笑

 

南部ばやし発祥の地の住民でもないのに快く受け入れ、

歳だけしか一人前でない私に参加の機会を与えて頂いた仲町南部ばやしの皆さんに感謝です!

 

終了後、この日開通となった釜石自動車道、宮守~遠野間を通って帰る予定を変更し、

地元自治会館に戻って、すぐ、ご苦労会

やっと、今年やり残していた私のお祭りが終わった気分を満喫し、午前様にて帰宅と相成りました!