「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

第6回遠野市郷土芸能共演会 後編

2015-12-10 08:57:33 | 郷土芸能

アメダスの最低気温が-10.2℃となった昨日、雪は少ないのはいいが、あまり寒いのもちょっと・・・

かといって、この時期に雨というのも困るのですが・・・

人というのは本当に勝手なものですね!笑

師走も第二週ということで、ゆっくりしていると後編を予定していたことさえ忘れるので、続きです

 

平倉神楽・・・笹除り 湯立て神事由来の演目とのことです

 

11月に行われた東和町の石鳩岡神楽交流会でも同じ演目でしたが、

今回は舞手の一人が異なり、平倉神楽さんの層の厚さを感じます

 

暮坪虎舞

上郷町暮坪の方々によって演じられますが、何年か前の遠野まつり出演では、あと、いつ出られるか

わからないなどと話していましたが、勢いがついてきたようです 笑

 

ステージでのハシゴ上りは、なかなか見応えがありました

この虎舞の他、上郷町には、板沢しし踊り、細越しし踊り、佐比内しし踊り、前述の平倉神楽が、

遠野まつりに参加しますが、森の下さんさ、平野原田植踊りといった地域の祭り限定のものまであり、

郷土芸能の盛んな地域でもあります

 

ここでプログラム変更です

小倉神楽さんの順番でしたが、長野獅子踊りの登場となりました

 

今回気がつきましたが、昨年板沢しし踊りと共に岩手県指定無形民俗文化財に指定されたようです

 

青笹・上郷系と駒木・早池峰系との違いがわかってくれば、楽しさも倍増です 

具体的には、どこが違うの?などと聞かないで下さいね 笑

 

小倉神楽・・・鳥舞

当初は八幡舞を予定していたようですが、ここも演芸祭のあおりでしょうか?

 

トリは鱒澤神楽・・・鳥舞

ここも当初は龍殿舞の予定だったようですが、まさかの鳥舞二連ちゃんとなりました

笛吹の方も、応援隊だったようで、少人数の団体の大変さが良くわかります

 

いつものお二人が余裕をもった舞を披露してくれました

 

この郷土芸能共演会が終わると、遠野も本格的な冬到来といった感じになりますが、

これで安心して本業に勤しみたいと思います。笑