フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

偉大な妹に苦悩した浅田舞さん/「老人会にはまだ早い」と102歳/豪雨被害をよそに国会では

2018-07-15 08:50:31 | 日記

   昨日(14日)の朝日新聞紙面に葛藤する若者に贈る浅田舞さんの言葉が載っていた。言わずと知れたフィギュアスケートの女王だった浅田真央さんのお姉さんである。その姉の告白は華やかに見えた姉妹の陰の部分であった。余りにも偉大だった妹の陰でネガティブな心の塊となり、何もかにもがいやになり、ご飯も食べられずガリガリに痩せて毎日泣いていたという。そして、その葛藤の日々には二度と戻りたくないがその日々があったからこそ今の充実した自分がある、と若者を激励して結んでいる。
   スポットライトを浴びて華やかに見えた真央さんと舞さんの人気姉妹でも、こんな苦しみがあったのかと改めて思い、そういう惨めな自分をメディアに曝した勇気に拍手を送りたくなってブログに取り上げた次第。


   同じ朝日の土曜別刷り版での楽しい投稿で、老人会の勧誘を「まだ早すぎる」と断り続ける母親は102歳というお話し。独居でいまだに家事自立、自足歩行という。まさにスーパー老人だが、ご本には”老人”と認識はないのかもしれない。
   足立区の実家に住む母は98歳。まだ自足歩行で、最近まで家事もしていたが同居している私の弟夫婦がさすがに火気を使うことが心配になり、炊事は止めさせた。デイサービスに喜々として出かけて行くので”老人”の認識はハッキリしている。最近ちょっと「認知が入った」とは弟の弁である。


   西日本豪雨の大災害が起きているさ中に、カジノ法案や参院議員定数増法案などを強行突破しようとしている政府与党。この緊急事態に対する政府の姿勢に批判がある中で、その政府与党議員たちが集まって酒杯を挙げ、親指を突き立て「ウィン」サインで記念写真に納まっていた。本来被災地におるべき国土交通相まで相好を崩して顔を連ねていたそうだ。いまだにモリ・カケ疑惑にスッキリしない国民感覚とは離れたところで国の行政が進められている。
  

 

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Wサッカーいよいよ決勝戦/プロ野球はオールスター戦/横綱不在場所の大相撲

2018-07-14 06:59:29 | 日記

   W杯サッカーはいよいよ日本時間16日午前零時開始で、フランス対クロアチアの決勝戦が行われる。世界7位のフランス対同20位のクロアチア、欧州勢同士の対決となった。
   日頃Jリーグの試合など観たこともない俄かサポーターだが、W杯とJリーグでは同じサッカーのゲームとは思えない迫力とスピードの違いがある。そしてさらに言うと日本のプロ野球の”だらりだらり、のったりのったり”したゲームはこれがプロスポーツかと思わせる。
   プロ野球以外大相撲とプロレス、たまにボクシングくらしかテレビで観られなかった時代に育った私は、かつてはプロ野球ファンであったが今は観る気が起こらないと、このブログに書いて来たがW杯サッカーを観て一層その感を深くしている。
   プロ野球ではいつも動いているのはピッチャーとキャッチャーだけ。トイレに立って戻って来てもテレビではまだ同じ場面が続いている。変わったのはボールとストライクの数だけ・・。これだけの時間、サッカーでは同じ位置にいるのは両チームのキーパーだけで、あとの20人は元の位置にはまずいない。日本がベルギーに敗れた最後のシーンなんか日本優位のセットプレーが失敗した直後、ものの数秒でベルギーの速攻でゴール、日本敗戦となった。W杯が終わってJリーグの試合をテレビ観戦する気はないが、プリ野球への関心が一層下がったことだけは言える。

   そのプロ野球は前半の日程を終え、オールスター戦を迎えた。昨日の新聞のスポーツ欄でセ・パ両リーグの成績表を見ると、チーム成績ではパリーグでは楽天が大きく負け越して、他の5チームが勝ち越し。逆にセリーグの方は広島だけが勝ち越して、他の5チームが負け越しという珍現象である。セ・パ交流戦の成績も通算されるためだが、それにしても珍妙な結果である。
   オールスター第一戦は、”平成の怪物”松坂投手が日本復帰を飾って先発登板したが打ち込まれ、7-6で全パ軍が勝利した。


   大相撲名古屋場所は横綱稀勢の里の8場所連続休場から始まって、白鵬が4日目から休場。白鵬の穴を埋めて2場所連続優勝をしていた鶴竜まで昨日(6日目)から休場となって横綱不在場所に。今年に入ってから土俵の主役となり、大関に昇進した栃ノ心が圧倒的な力相撲でこの場所もしっかり盛り上げていたが、6日目に黒星を喫した。このままでは最悪の場所になりそうだ。横綱不在の土俵なんて、入場料を返せ!ものだ。


【昨日のショットから】

左=小学校の見守り当番でのこと、アゲハチョウが蜜を吸うためか花に取り付いていたので、間近に寄って撮ってみた。
右=家内の買い物に付き合って覗いたスーパーの果物の棚。スイカやブドウなど盛りの物からナシ、イチゴ、イチジク、マンゴー、リンゴ、ミカン、メロンなど今の季節が分からないほど何でも並んでいた

        

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大学で年3学期、6回の試験がある!?/西日本豪雨被害/タイの少年救出で

2018-07-13 09:58:13 | 日記

   昨日(12日)はキリスト教大学(ICU)の学生さん二人と楽しい昼食会ができた。その一人が社会活動体験として、私がボランティアで従事していた「地域の居場所づくり」に参加していた”仲間”で、お友達を誘っての食事であった。私は活動立ち上げから約10年間従事して来た生え抜きなのだが、厚労省の「外国人技能実習養成講習」の講師になって時間的に手一杯となり、3月を以ってそっちの活動を卒業させてもらった。彼女も4月から授業の時間と重なり活動には出ていないと言う。彼女は高校時代に豪州のメルボルンにホームステイ留学をしていて、私がメルボルンをベースに豪州内を出張旅行した時のことなどで話が弾んだ。
   ところで、ICUは年3学期制で、それぞれ中間、期末の試験があるというのだ。大学って2学期制で前期、後期の年2回の試験だけと思っていたのでびっくりした。留学生の多い大学なので海外の事情に合わせるためなのだろうか。(そう言えば母校も海外の学期と合わせるため9月を学年始めにするとか、3学期制にするとか言うような話を聞いたことがあるが、その後のいきさつは全く知らない) 夏休みは2ケ月あるが、冬休みと春休みは短いとか、我々の時代に比べると相当窮屈な学生生活だなと思った次第。


   西日本豪雨の記事投稿が続くが、連日テレビ報道で映される被災現場の惨状には目を覆いたくなる。東北大震災、熊本・大分地震、昨年の九州豪雨と被災地の復興が成る前に襲いかかる自然災害の前に人智の無力を感じる。
   毎日の新聞の朝刊、夕刊では日を追って見出しの死者・行方不明者の数が増えているが、今朝の朝日新聞では死者数200人と載っていた。そしてその死者数の府県別内訳で気になった。1府13県に及ぶ広範囲の被災地で死者数は広島県が断然多く91人、次いで岡山の58人、愛媛の26人となっており、地理的には隣り合い向き合った瀬戸内3県で9割近くを占めている。ある専門家が広島地方は土質的に崩壊しやすいため土砂崩れの被害が大きかったのでは、と言っていたが、岡山や愛媛についても同じことが言えるのか、あるいは他地域に比べて雨量が多かったためか、地形的なものだろうか、その解析みたいのはまだ見たり聞いたりしていない。 


   タイの少年ら13人の全員救出のニュースは本当に明るい話題になったが、世界からの腕利きのダイバー達が成し得たこの救出劇も絶望に近い状況だったとも伝えられる。5kmもの長い距離、途中何か所もの水没か所、ダイバー一人がやっと通れるくらいな狭い箇所、視界が全く効かないほど濁った水、低体温を起こすような水温・・・そういう極限の条件下で潜水技術など持たない13人を救出するわけだから腕っこきのダイバーといえども「難しい」と思ったようだ。とにかく世界中がほっとした。

     

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タイの少年ら全員救出に胸撫で下ろす/紛失トランシーバーが出て来たが

2018-07-11 13:15:18 | 日記

   西日本一帯の豪雨被害が連日報じられ、時間を追うごとに死者・行方不明者の数が増え続けている中、タイで洞窟の中に閉じ込められた13人の少年らが昨日(⒑日)全員救出されたというニュースに世界中が安堵と歓喜で包まれた。サッカーチームの少年12人と25歳のコーチ1人が洞窟探検中に雨による洞窟内の増水で身動きがとれなくなったという。入口から5kmも奥の場所で、そこまでには水没しまっている場所が何か所かあり、洞窟内の増水についても予断が許されないという究極の困難状況であったというが、よくぞ救出したものだ。危険予知や周到な準備の不足など、識者はすぐ言い立てるが、まずは少年たちの忍耐、そして閉じ込められた場所までたどり着いて救助までの保護をした捜索隊、さらに困難な救出法を準備・実行した救助隊に拍手を送りたい。
  地中深くに閉じ込められて救出に成功したこの一件は、誰もがチリの炭鉱での救出ドラマを想起したことであろう。
  2010年8月というからもう8年も前のことだが、まだ2、3年しか経っていないような気がする。坑道が崩れて33名の作業員が閉じ込められたが、事故から69日後に全員が救出された。作業員達が閉じ込められたのは今回の洞窟と同じように坑道入り口から5kmの位置。しかし地下634mの坑道内という絶望的な状況から、地上から穴を掘って奇蹟的な生還に繋げたものであった。


   私が従事している小学校のスクールエンジェルス(安全見守り隊)の必携品で、緊急時に副校長に直通連絡を取るトランシーバーを同僚が紛失したため、みんなが血眼になって探したが見当たらなかった。私も炎天下で学校構内を隈なく探していて、あわや熱中症になりかけたものだ。それが一週間後に「出て来た」と連絡があった。トランシーバーが落ちているのを見つけた児童が先生に届けたものの、先生はそのままどこにも連絡をしなかったという。見守り隊のみんなが血眼になって探していたというのに何んと言うことだ。結果オーライに終わったが、それまでの我々の心配や徒労をどう考えているのか、この熱い中、クソッ~と言いたくなる。

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豪雨被害に”水”について考える/W杯サッカーで残る期待は

2018-07-09 09:39:10 | 日記

   今日は新聞休刊日。毎朝6時過ぎ(冬場は7時過ぎになる)には新聞を読み始めるが、仕方なしにスマホで主なニュースの見出しを流し見した後、枕元のテレビを点けた。どこも豪雨の被害報道ばかりで、それは仕方がないところ 。昨夜のブログ更新で、今回の豪雨被害について書いたばかりだが、それにしても”水”の猛威は凄まじい。
   ところで「地球以外で宇宙に生物が存在する天体があるだろうか」ということはもう長いこと地球の人間が興味を寄せて来た。そして、生物存在の可能性の第一は、その天体に”水”が存在する痕跡があるかどうかに依っている。それくらい”水”は生物とは切り離せない物質なのである。人間の体も3分の2は水分である。人間が生活する上でも”水”なしには考えられない。食べ物を煮炊きする、食材や食器や衣類や体を洗う、物を冷やす、船など水運という運搬手段、山や野や田畑を潤す、そして水力発電や火力発電(水蒸気を使う)など生活に必要な電気・・・数えればきりがない”水”の恩恵である。それが適量を越えると狂暴になって歯を剥くことある、ということだ。
   それにしても雨の水が山の木をなぎ倒し、土砂を削り、川辺の土砂を流し、街にあっては道路を破壊し、家を壊し、自動車を転覆させる力には呆然となる。それもそうだ、水には何万トンもの巨大船を軽々と持ち上げる(浮かせる)力があるんだからね。

   昨夜のテレビの字幕で死者数73名、安否不明63名となっていたが、今朝はそれぞれ88名、58名となっていた。死者数はもっと増えることになるだろう。

   W杯サッカーはいよいよベスト4まで来た。決勝ラウンド初戦で日本に勝ったベルギーはブラジルをも破った。日本のサポーターにしてみればベルギーが優勝し、優勝監督インタビューで「日本との一戦が一番大変で、印象に残る」といった言葉を聞きたいのではないか。

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