昨日(22日)は高校のクラスメートである書家からの案内を受け、銀座コリド―街の書展会場に出かけた。日本書社という書会の理事長を務めている級友はいつもに変わらぬ飄然とした風貌にて私を来客に引き合わせてくれた。書の方は同人の創作展で私にはさっぱり分からないが個性的な作品揃いであった。
帰りに、かつて務めた会社の本社ビルの前を通ったが、それまで8階建てだったものが今は11階のビル建て変えられている。港区新橋1-1-1という住所と3111という代表電話がビジネスマンとしては誇りであった。
三鷹駅から芸術文化センターに寄り、映画を観て帰った。何らかのシリーズが企画され、月に1回、毎回2本立てで上映する映画会で、今日は「世界の名優」シリーズの中のキャサリン・ヘップバーン主演の2本。これまでのシリーズでは「男はつらいよ」、「黒澤明」、「原節子」などの作品を6、7ケ月(12~14本)ほどずつ上映して来ている。今日の作品は「偽装の女」と「若草物語」で、前者は途中で居眠りをしてしまった。「若草物語」はさすが名作である。因みに主演のキャサリン・ヘップバーンはアカデミー主演女優賞に12回ノミネートされ、4回受賞と、いずれも最多の俳優であるそうな。これからはローレンス・オリビエ、グレタ・ガルボなどが上映される。